身体と脳に覚えてもらう

整体の施術の効果は、千差万別であり、施術を受けた当日に効果がハッキリ分かる人と、そうでない人がいます。
 

これが「普通」と認識してしまう

1回の施術で効果が現れない人の特徴は、『身体が鈍化している』ということです。
 

その理由は、何年もかけて疲労を蓄積させ、初めは認識できていた身体の凝りや頭のモヤモヤ感が、いつの日にか慢性化し、凝りやモヤモヤが日常的なものとなり、その状態がすっかり自分の身体であるように認識し始めるからです。
 

今の状態を「普通」であると認識している身体と脳は、施術で身体を整えようとすると、「あ、何か変な力がかかってる!これは間違った力だ!」と捉え、元の状態に戻そうとします。
 

なので1回の施術では、本来の自然な状態に持っていくことは、至難の業といえます。
 

何回か通ってもらう理由

このような理由から、「続けて通って下さい。」と、お客さまにお伝えするのです。
「来られるのであれば、三日続けて通って下さい。」と言うこともあります。
 
身体が、不自然な状態に戻そうとするのを、封じ込めるためには、悪い状態に徐々になっていった過程と同じような方法で、今度は、良い状態を覚えさせるために、施術を続けるのです。
 

整体05

ほとんどのお客さまが、3回目の施術では、私のソフトな施術でも、刺激を感じるようになり、身体が楽になっているのを実感されています。
 

揉みほぐしのお店などで、「強押し」を希望する方は、こうした慢性的な状態がずっと続いているからで、強く押されないと、感覚として伝わらないからです。
 

身体が、「これが自然な状態なんだ、楽な状態なんだ。」と認識するようになれば、今度は、不自然な状態になりかけたときに、「何か変だよ!」と信号を送ってくれます。
 

次からは、身体に違和感を感じたタイミングで、施術を受ければ良いわけです。
一番良いのは、ご自身で、月に一回とか2ヶ月に一回とか、身体のメンテナンスの日を設けておくことです。
 

そうすれば、常に楽な状態が保つことが出来、疲れや凝りが慢性化することもありません。
 

生前、私の父は、父が経営する会社の従業員の皆さんに、こう言っていたそうです。
 

父 「給料の内の一部を、必ず自分の身体のために使うこと。」
 

と。
身体が資本であることを、とても意識していた父は、自分も鍼や整体にかかっていました。
 

皆さんも、お給料の一部を、ご自身の身体のために、使ってみてはどうでしょうか。
 

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お知らせ

2月25日(火)は、施術者さとうが所用のため、お休みさせていただき、翌日26日(水)に振替営業します。
水曜日しか休みが取れず、なかなかさる山に来られないというお客さまは、是非この機会をご利用ください。お待ちしております!

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  • 1940(昭和15)年4月7日
  • 1945(昭和20)年9月13日
  • 1962(昭和37)年3月5日
  • 1978(昭和53)年6月25日
  • 1983(昭和58)年12月1日
  • 1989(平成元)年5月9日
  • 1994(平成6)年10月15日

 以上の生年月日の方は、ぜひご協力下さい!
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身体と脳に覚えてもらう への2件のコメント

  1. shiro

    よく、自分へのご褒美にと、お買い物したり美味しいものを食べたりしますが、時にはちょっと目線を変えて、自分メンテナンスすることもありですね。

    返信

    1. さとう

      あ、その考えも良いですね。
      頑張った自分にメンテナンスのご褒美、と同時に「また頑張ってくれよ!」と。

      返信

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