3 常識が全く違う

ずいぶん前に「金持ち父さん 貧乏父さん」という本がベストセラーになりました。
お金に対する考え方が書かれた本です。

隊長はあの本を読んで感銘を受け、幹部自衛官という安泰な地位と高給を捨て、不安定な事業家の道へと踏み出したのだそうです。

その本についての話をしているときの会話。

そらまめ

そら 「私も一番話題になっているときに読んだんだけど、あんまりピンと来なかったんだよね。」

隊長 「そう、オレはすごい影響受けたけどねぇ。」

そら 「そうだよねぇ、ベストセラーになるくらいだから、響く人が多かったってことだよね。」

隊長 「考え方が変わったんだよね。雇用する側とされる側の考え方や常識が全く違うんだってことに気づいて、どっちで生きていきたいか、あのとき選んだんだ。」

そら 「そうか、それって前から知ってたかも。シフトチェンジがなかったから衝撃がなかったんだろうね。高校生くらいの時に、父の会社でバイトしたことがあるんだよ。そしたら社員の人たちが
『社長はゴルフだ飲み会だって、遊んでばっかりでいいよな。働いているのは俺たちなのに、社長ってだけで俺たちよりたくさんもらってる。』
みたいなことをよく言ってて。あまりに頻繁にそういうこと言っているから、私に聞かせるためにわざと言ってるんじゃなくて、普段から愚痴っているんだと思った。」

隊長 「なるほど。」

そら 「私は家にいるときの父を見ているから、いつも仕事の事が頭から離れなかったり、仕事のために遊びに見えるゴルフやいろんな会合に参加していることも知っているし、経営や社員さんたちへの責任のプレッシャーにつぶされそうになっているところも見ているし、何か問題が起きた時に、真夜中でも飛び出していく姿も何度も見ているんだよ。でも、そういうのを社員さんたちは何も知らないし、想像もできないんだよね。」

隊長 「オレはサラリーマンの家に生まれて、自分も公務員だったから、本を読むまで気付きもしなかったんだよね。」

そら 「そういうのを見ていて、経営者と社員の間には歴然とした隔たりがあって、
どんなにコミュニケーションを取ったところで、分かり合うのは不可能なんだって知ったんだよ。」

隊長 「生きた経験だねぇ。これ、記事にして。」

という隊長のリクエストで、記事を書きました。

 

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