いや、10周年はあまり関係ないんですけど・・・
ここのところ、さとうが何やら匂わせていた、さる山さる子の「謎」イベントに、昨日行ってきました。
イベントと言っても避難訓練だったのですが、元幹部自衛官の隊長がいるので、普通の避難訓練になるわけもなく、私たちは、こんな有様になっていました。
私たち、一体何をしたいのでしょうか・・・(自分でも分からない)
いきさつ
春あたりから、物騒なことに何度か接することがあり、また、小田急の電車の事件でも、包丁を振り回す犯人に誰ひとり立ち向かわない様子を見て、私は、「これからは、自分の身は自分で守らなければならない時代がやってくる」と思うようになりました。また、隊長は、「身を守るだけではなく、何かがあったときに戦えるように準備しておこう」と思うようになったようです。
コロナが蔓延し始めた頃に借金をした会社が、2年の猶予期間を終えて借金を返済しなければならない時代に突入しますので、これから体力のなくなった会社の倒産が相次ぐ可能性があり、そうなれば、犯罪が増えるかも知れません。私たちは、身を守る為の道具を準備したり、詐欺に遭わないよう、より慎重に物事を見るようになりました。
詐欺や事件のみならず、災害にも備えておいた方が良さそうです。さる山の店舗はビルの7階にあり、いざというとき、自分たちが逃げるだけでなく、お客様が巻き込まれたときも安全に逃がさねばなりません。
煙に巻かれても10分くらいは行動できる装備(火災用のガスマスク)を調えたりはしましたが、生きるか死ぬかという場合、25m(7階)からロープを使って地上に降りる必要もあるかも知れません。
建物の3階と4階では、死亡率が大きく違うそうです。少なくとも、3階くらいまで降りられれば、その後飛び降りても、命が助かる確率が大幅に上がります。
そして、こういうのは、一度経験しておくのと、一度もやったことないのでは、全く違います。
というわけで、ロープを使った懸垂降下(ラペリング)の練習をしようということになり、それを指導してくれる田村装備開発という警察や自衛隊の特殊部隊にいた人が作った会社にトレーニングに行ってきたのでした。
準 備
日頃から隊長は、「靴だけは良いものを買うように!」と言っています。
今回も、特に靴は重要なので、トレッキングシューズだけは良いものをそれぞれ準備しました。
革手袋とヘルメットは安いもので良いので、ワークマンで買いました。
当日は9:30集合です。
6:30に自宅を出発し、30分前に現地に到着。
私たちはどこか知らない場所に行くときは、必ず少し早めについて、「地形の体感」という作業をします。
周りをぐるりと回ってどのようなところかを観察し、時間になったので集合場所に行ったのでした。
実 践
受付を済ませ、装備を身に付け、実践場所に移動します。
最初は、危険のないように、注意事項を聞き、その後、ロープの扱い方などを習い、最初は5mの高さから降りてみます。
そら 「命綱をつけてやるんですよね?」
教官 「そんなもの、ないよ」
そら・さとう 「・・・」
命綱がなくても、下で誰かが補助していれば、いざという時でも大事に至らない方法があったのです。
何度かやって、大丈夫となったので、15mの所に移動。
降りれば登らなければなりません。何度も何度もハシゴと階段を上り、ロープを使って降りるという作業を繰り返したのでした。
そのおかげで、これくらいのことができるようになりました。
音楽でほんわかさせてみました。(隊長の講義の「結び」の曲、使ってやったぜ)
避難訓練としては、これで充分です。私たちもこれくらいで終わりかと思っていました。
ここまでは、避難訓練、結構楽しいと思っていました。ところが・・・
スパイダー?
別のところで、今回は2回目という男性が訓練をしていました。
その人は降下の途中でひっくり返って、逆さまになって降下していて、「すごいなぁ」と思っていました。
スパイダーという技術らしいです。
教官 「これから、スパイダー、やります」
そら・さとう 「マジか!?」
で、やり方を教わって、最初の降下が、冒頭の私たちが壁でコロコロと転がっている画像です。
一本目を終わった後
そら 「ぜぇぜぇ。なにあれ!ビックリした!ホントにできるの?」
さとう 「 ぜぇぜぇ。 できる気しないんだけど、一生分くらい疲れた。」
そら 「ここまで体力使った後で、あんな大技やるとは・・・ 」
さとう 「ものすごい喉渇くね!」
今まで味わったことのないような、妙な喉の渇きを覚え、水分補給をして、少し休んで、また塔の階段を上ります。
2本目はこんな感じです。
この後、もう少しうまくできるようになったのですが、残念ながら、動画はもう終わりです。
スパイダーの正解が分からないままですよね。ごめんなさい。
しかし、これで終わりではなかった・・・
この後、途中でロープを結んで、止まって作業をする方法も習ったのですが、それはかなり力を使う作業で、スパイダーでパワーを使い果たした私たち(そら、さとう)には、うまくできなかったのでした。(使い果たしてなくてもできなかったかも)
隊長はもちろん、全ての訓練メニューを難なくこなしていました。
そんな風に、一日の訓練を終えました。
終わったときには、もう真っ暗でした。
という感じで、さる山さる子10周年記念(違うって)避難訓練を終了したのでした。
帰り道
さとう 「スパイダーなんて、今後一生使うことないよね。」
隊長 「いざという時、7階から懸垂降下で降りる途中でスパイダーやればいいじゃん。きっとテレビに映るよ。」
そら 「炎上するがな。」
避難の途中でスパイダーをやる佐藤の姿を想像したら、おかしくておかしくて、みんなで涙が出るほど笑ったのでした。
いやー、疲れたー。けど、楽しかった!
帰り道、なんか体の動きがへんてこりんだったわ!
次回の算命学基礎理論ブートキャンプは
2021年11月27,28日(土日)です。
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