今月初め、常連のKさんと、こんな話をしました。
Kさん 「ベルベっていうパン屋さん、ご存じですか?私が住んでいる場所に本店があり、ファンも多いお店なんですけど、昨日行ったら、突然閉店してたんです。」
さとう 「突然て、本当に突然なんですか?」
Kさん 「何の前触れもなくです。ネットで調べたら、従業員も突然、知らされたみたいですよ。結構、ファンの多いお店だったから、利用者もビックリしたと思います。我が家もですが。」
さとう 「そうなんですか。そういえば去年は、小田原の丸うっていう老舗のかまぼこ屋さんも倒産したんだそうです。かまぼこ屋さんの中で、一番美味しいと思っていたお店なので、私も残念に思いました。」
コロナの影響もあったが、それ以前から経営は苦しかったらしいと言っていました。
『丸う』に関しても、ネットで調べたら、コロナ以前から経営は苦しかったようです。
『ベルベ』は、創業40年、『丸う』は、創業150年の歴史がありました。
そこで、『老舗の倒産』というワードで検索をすると、「2020年『業歴30年以上の”老舗”企業倒産』調査 」というサイトを見つけました。
『(株)東京商工リサーチ』という会社が行った調査によると、老舗の倒産は、コロナが始まる前より増えているとのことでした。
原因としては、コロナ禍のような不足の事態に備え、体力はあるものの、過去の成功体験に囚われて、環境の変化に対する柔軟性がないため、対応しきれずに倒産する企業や、代表者が高齢化の場合、業績が悪化傾向をたどる企業が多く、事業継承や後継者問題などで倒産するケースが増えているそうです。
この調査内容から、もう、今までの方法では前に進むことは出来ず、新しい経営の仕方をしていかなければならない時期なんだなと、時代の変化を感じました。
昔を懐かしんでいる場合じゃないと、気合いを入れる私なのでした。
次回の算命学基礎理論ブートキャンプは
2021年12月25,26日(土日)です。
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