先週末から今週の月曜日にかけて施術をお休みしました。
ご予定されていたお客様には大変ご迷惑をおかけし、申し訳ございません。
22日の火曜日から整体占い、及び、整体の施術を再開しましたので、皆さまのご予約ご来店を心よりお待ちしております。
五十肩を経験する
さて、先日のブログで「右手を痛めた」と記しましたが、その原因は左肩の五十肩でした。
五十肩の痛みをカバーするために右手を使い、結果として親指の関節を痛めてしまい、両手を使えなくなってしまいました。
以前、五十肩の前触れを感じたときは、事前に対処することで悪化を防げましたが、今回は突然痛みが出始め、腕を前や横に上げると激痛が走りました。しかし、手を後ろに回すことはできたので、「本当に五十肩なのだろうか?」と疑問に思いましたが、病院の診断では「五十肩でしょう。」とのことでした。
さる山にも四十肩・五十肩で苦しむお客様が多く来店されますが、その方たちの痛みを共有できたことは、私にとって有益でした。
自分の身体で実験する。
痛みを感じながらも、この機会を逃すわけにはいかないと考え、どの体勢が最も痛いか、また楽なのかを色々なポーズで試してみました。
五十肩のお客様が感じる痛みと共通点を探すと、やはり腕を上げる寸前に激痛が走ることが多いです。その瞬間は、「うぎゃ!」と声を上げたくなるほどですが、腕を上げ終えれば痛みが和らぎます。
おそらく、腕がある一定の高さまで上がると、腱や筋肉に負荷が減るため、痛みが引くのだと思います。
そこで、お風呂での実験を思いつきました。
湯船に浸かり、身体をリラックスさせてから腕を水面に浮かせて前に上げてみると、痛みを感じませんでした。湯船の中で意識的に腕を上げてみても、痛みはありませんでした。これは筋肉に負担がかからなければ痛みが出ないことを意味します。
湯船から出た後、腕を上げると痛みはありますが、お風呂に入る前と比べると明らかに軽減しています。
この発見をもとに、四十肩で来店されるお客様にも痛みについて聞いてみました。
さとう「腕は常に痛いですか?」
Wさん「楽なときもありますよ。」
さとう「それってお風呂上がりとかではありませんか?」
Wさん「あ、そうです。身体が温まっているときは痛みがないかも。」
この会話からも、お風呂に浸かることで痛みが軽減する説が強くなりました。シャワーではなく、湯船にしっかり浸かることをお勧めします。お客様には、出勤前にお風呂に入ると良いでしょうとアドバイスし、私自身も朝風呂を習慣にしました。
痛みの強い動作は避けること
また、避けるべき動作も発見しました。
それは車の運転です。
ギアを操作する動作やハンドルを切る動作が腕にかなりの負担をかけていました。運転後には腕がだらんとして力が入らなくなります。運転を控えることで、痛みが軽減されました。
私の場合は車の運転でしたが、皆さんも最も痛みを感じる動作があれば、可能な限りその動作を控えることをお勧めします。
痛みが特に強い動作を避けることで、五十肩の症状は軽減していくでしょう。五十肩に悩む皆さんは、ぜひ試してみてください。
※五十肩には急性期という段階があり、痛みが始まったばかりの時は、温めるよりも冷やす方が効果的とされています。どちらの方(冷やすか温めるか)が痛みが和らぐかを試して、自分に合うやり方をみつけるといいでしょう。