算命学を勉強しようと思ったきっかけは、整体師として活動をしていくうちに、体と心は密接につながている、ということに気がついたからですが、勉強すればするほど、『自分自身のことを知るために算命学はある』と思うようになりました。
算命学を学ぶ題材として、自分の命式を使って勉強する人が、ほとんどだと思いますが、これがどうして、自分自身を占うというのは、本当に難しいのです。(私だけかも知りませんが…)
学び始めたころは、自分の持つ星に一喜一憂しており、こんなんでは、まともに星を理解するなんて出来ません。
星自体に、良い星、悪い星なんてありませんから。(笑)
あの頃の私は、「車騎星は大変だ。」とか、「調舒星は苦しいのかな…。」とか、自分の物差しで星を考えてたので、観念だらけだったと思います。
今では、『ただ見る』のお陰で、以前より、だいぶ少なくなってきましたが、それでも、ひょっこり顔を出すこともあります。
いらない観念は、ある出来事により苦悩となって表れるので、そのときに『ただ見る』ことで、一つ、また一つと掃除をしています。
算命学は、自分に与えられた星(性質)を生かしているか、今、置かれている環境は流れに沿っているかを考察し、判定するのですが、観念が邪魔をしていると、自分の持つ星を生かし切れなかったり、或いは、流れに逆らって行動したりするのです。
あ、その人自身の問題なので、流れに逆らって生きても良いのですが(その方が精神的な成長に繋がる)、悩みや苦しみから抜け出したい時には、流れに沿う方が生きやすいということです。
自分が持つ観念が、自分本来の性質を分かりにくくしてることもあるので、自分の命式を眺めて、生かし切れているかな?と、じっくり眺めることも大切だなって思っています。
私自身が自分のことを知ることにより、人の命式も正しく読めるようになるのだなぁと、思うようになりました。
『自分を知ることは、他人を知ることに繋がる。』
何かの本で読んだことがあるのですが、なんだったかしら?
そらちゃんが言ってた言葉だったかな?
話が逸れました。
算命学を学ばれている人も、そうでない人も、自分自身を知る、見つめることは、とても大事なことのようです。
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