私事ですが、今年の5月から茨城に住んでいた母を引き取りました。
初めての介護で、隊長や常連さんのアドバイスを受けながら、そして母の様子を見ながら介護を続けています。
現在、母はデイサービスを利用しています。
最初は行くのをためらっていたのですが、ある日、自分から見学に行ってみたいと言い出し、案内してくれた施設の方を気に入ったため、喜んでいくようになりました。
施設に行く際には、持ち物を揃えるのですが、持ち物の中には連絡帳があり、その日の母の様子が書かれていて、そのお返事を私が記入します。その作業をしている時に、「子どもの幼稚園と同じだな。」と思いました。
施設の人が玄関先まで迎えに来てくれ、その人たちに手を引かれる母を見て、またもや「先生に手を引かれる子どもだな。」と思うわけです。
そして、デイサービスで行われたゲームで一等賞を取ると、
母 「今日、目が見えない私が、ゲームで一位をとったのよ!」
と、めちゃくちゃ嬉しそうに話して聞かせてくれます。
もう、園児そものです。
まぁ、こんなふうに考えられるうちは、私の心が穏やかなわけですが、これがイライラしていたり、忙しい状況のときには、母のおかしな言動に対して私の言葉がキツくなるのです。これもまた、母親が忙しい時に子どもがいらんことして、母親に怒られるという図とまったく一緒です。
人って、生まれて育てて(世話をして)もらって、今度は、子どもを育てて(世話をして)、最後に動けなくなって人に世話してもらう、という行程をたどるのかぁ、と介護をしていてつくづく思いました。
私もいつか介護を受ける側になるのです。
デイサービスに喜んでいけるばあさんになりたいものだと思うのです。(笑)
次回の算命学基礎理論ブートキャンプは、
8月13,14日(土・日)
次は、9月18,19日(日・月祝)