「フランスのスーパー良いな。」
デザイン学校に通っていた(佐藤の)娘が、フランス(パリ)に研修旅行に行って、帰って来たときの言葉です。
娘は、赤ん坊のときからあまり笑わず、写真を撮ろうと笑わせようとするのですが、中々笑わないのでベストショットが撮れませんでした。
それは大きくなってからも変わらず、成人式のときの写真もかろうじて笑っている、といった具合です。
「何も面白くも楽しくも無いのに笑えない。」
と表情が語っていました。
彼女は、スーパーでバイトをしたことがあります。
惣菜を作っていたので接客をすることは無かったのですが、それでも品出しをするときにはちょっとは接客も行ったでしょう。
そんな彼女が「フランスのスーパー良いな。」と言ったのは、レジ係の女性は椅子に座って、フツー(普通)の顔でレジ打ちをしていたからだそうです。
中には、むすっとした顔の人もいたと言います。
ようするに、ただ淡々と自分の仕事をしていて、過剰なサービスをしていないところがサイコーだと言っていました。
この話を聞いて、娘らしいなと思いました。
算命学で娘を見ると、人体星図の中央(胸と呼ばれる位置)に表出する十大主星は調舒星です。調舒星には様々な意味がありますが、昔、父が調舒星の性質について、
父 「可愛げのない星ナンバーワン」
とも言っていました。
とても繊細で強い感受性を持ちながら、それを相手に伝えるのが下手で、誤解されやすいという性質を持ちます。
いくら自分のことを分かって貰おうとしても、どうせ人には分かるまいということを、彼女はずっと感じていたので、愛想笑いなんて到底できないのでしょう。(反発・反抗という意味合いもあります。)
私とは正反対の性質を持つので、彼女を理解するのに苦労しました。
算命学を知ったことで、ホンの少しだけ理解することが出来ましたが、本当の気持ちは全く分かりません。
あ、そういえば、パリは芸術の都と言われていますね。
調舒星は、「芸術の星」なので、フランスのパリは娘と相性が良いのかも知れません。(←短絡的すぎ)
※ご自身の星(命式)を知りたい方は、こちらで調べられますよ。
次回の算命学基礎理論ブートキャンプは、
12月3,4日(土・日)
その次は、2023年1月14,15日(土・日)