さる山さる子の2023年の占いをご覧になった方は多いと思いますが、お店の常連さんも年占いを読んでくださっています。
年占いを思い出すAさん
常連であるAさんが、整体の施術中に「自分がこんなにポンコツだとは思わなかった。」と言うのです。
何がポンコツかというと、自分はもっと仕事が出来ると思っていたのに、そうでなかったことに気づき、仕事は忙しいのにそればかり考えてしまい、更に疲れを増すという状態に陥ってしまったのだそうです。
そこでAさんは、さる山の年占いを思い出し、性質別にポイントが書かれていたブログを読み返したそうです。
全体運:集団の維持と人間性の向上について
甲木 :精神的な学びと行動のバランスについて
乙木 :知るとはどういうことか、なぜ知るのか
丙火 :真のプライドを手に入れるには
丁火 :周りの人が気づかない事を見通すとき
戊土 :コツコツとやり続ける意味と工夫
己土 :無意識が起こす『不幸』について
庚金 :不満や怒りの蓄積が行動力になるとき
辛金 :肉体的な疲れと精神的な疲れについて
壬水 :表面的な欲求と意識の深い所にある欲求
癸水 :飛躍するときの感じ方、行動と心構え
他の性質の占いからヒントを得る
Aさんは、『辛金』の項目を読み、「今の私に必要なのは、これかも知れない!」と、思ったそうです。(Aさんは、別の性質です。)
辛金さんの年占いを読んで、「あ~、当にこれだぁ~。」と思い、直ぐに実践したと言っていました。
Aさんは、自分のポンコツ具合を気にしながら必死に仕事をしていたわけですが、そこに書かれていた内容は以下の通りです。
ところで、『疲れ』についてですが、肉体的な疲れと精神的な疲れがあります。肉体的な疲れはスポーツや肉体労働など、肉体を使うことで疲れるもので、精神的な疲れは気働きによってもたらされます。つまり、何かを気にしていると精神的に疲れるのです。そして、両方が重なると、疲労が激しくなったり、働けなくなったり、病気になったりします。しかし、肉体的な疲れのみだと、さほど疲れないし、寝れば回復するので、いくらでも動けるのです。
なので、今年できる最高の工夫は、『気働き』をしないことです。具体的に言うと、『こんな状況は嫌だ、逃げたいなどと思う』『面倒をかけてくる者を嫌う』『自分を不幸だと哀れむ』など、気持ちが動くことを避けるのです。どっちにしろやらなければならないのであれば、もう諦めて、目の前のことを処理することにのみ集中して下さい。これが最も、今年の辛金さんを守る方法になるだろうと思います。
これを読んだAさんは、もうあれこれ考えるのは止めて、目の前のことに取り組もうという気持ちに切り替えたんだそうです。
「考えても仕方が無い、もうやるしかないんだ。」と、色々諦めたら少し楽になったと言っていました。
自分の性質だけではなく、自分以外の占いからヒントを貰うという、Aさんの着眼点は凄いと思いました。
どうしても自分の占いだけを意識しがちですが、さる山さる子の年占いは、生きる上で誰にとっても大事なことがたくさん書かれているので、何か困っていることがあれば、年占いを開いてみてください。
きっと、解決のヒントがあると思いますよ。
次回の算命学基礎理論ブートキャンプは、
2023年2月25,26日(土・日)開催
その次は 4月4,5日(火・水)
その次は 4月29,30日(土・日)