さる山の近くに、お気に入りのテイクアウトのお店があります。
そこで提供される料理はとても美味しく、そして繁盛していました。作っているのはハンサムなお兄さんでした。
働き者のお兄さん
彼はとにかく働き者で、お店を1人で切り盛りしていました。
開店前のお店の掃除、そして閉店後には、店内の椅子などを外に出して床を磨いている姿を何度も見かけました。
数ヶ月前から別の男性スタッフが店内に加わり、お兄さんが指導しているようで、アルバイトを雇ったのかな?と思いました。
しかし、ある日お昼を注文しに行くと、お兄さんはおらず、もう一人の男性が料理を作っていました。その後、お兄さんの姿が見えなくなり、数週間経っても戻って来ず、私の足も遠のいていきました。
お兄さんが醸し出していたもの
ある日、同じ店を気に入っている知人男性と話をしました。
彼もお兄さんが好きで、よく買いに行っていたそうです。
しかし、お兄さんがいなくなり、彼もそのお店に行かなくなったそうです。
その理由は、清潔感に関するものでした。知人男性の話を聞いて、私の足が遠のいたのも、それが原因だったと気付きました。
お兄さんの一生懸命な働きぶりから、清潔感を多くの人に与えていたことを思い知り、お店で働く人は、その店の顔だということを再認識する出来事でした。
もう戻って来ないのだろうか…、と思っていたら、さる山のビル(違う)の前でバッタリと彼に出会いました!
「お久しぶり!」と声をかけてくれ、私も「お久しぶり!」と返し、心の中で、「戻って来た!」と叫んだのでした。(本当に戻って来たのでしょうか?)
その後、さる山の常連のお客さまから、「店には2人の男性が働いていましたよ?」と聞いたので、明日にでも再び買いに行こうと思います。
次回の算命学基礎理論ブートキャンプは、
2024年2月28,29日(水・木)
2024年3月30,31日(土・日)