おばあちゃんに会うのは、夕方になり、さる山さる子にとって最も大切な方へ、ご挨拶に向かいました。
その方は、算命学第十三代宗家である高尾義政先生です。
高尾宗家は、平成2年(1990年)にお亡くなりになり、そのお墓は群馬県に接した埼玉県嵐山町にあります。
(高尾宗家は、日本に算命学を広めた第一人者です。詳しくは、こちら。)
3人でご挨拶
隊長とそらちゃんは、10年前に一度、高尾宗家のお墓を訪れており、その場所は高台に位置する広大な霊園の中で、初めて訪れた際には、探し回ったあげく、自力で探すのはムリだとあきらめて、管理事務所で場所を聞いたそうです。
今回、隊長は「この辺りだと思う。」と言い、車を駐車場に停めた後、3人で高尾先生のお墓を探し始めました。
すると、「あったよ!」と隊長が声をあげ、私たちを呼び寄せました。
この時、そらちゃんと私は、10年以上も前に一度しか訪れていないにもかかわらず、どうして見つけられたのだろうと、改めて隊長の記憶力の凄さを思い知るのでした。
算命学でご飯を食べさせて貰っている

お墓には、ワンカップのお酒が供えられており、隊長は高尾宗家が宴会を好んでいたらしいことを話してくれました。(この話は、私も一緒に清水南穂先生から聞いたはずだと隊長から言われましたが、まったく覚えておりません…)
隊長「算命学で飯を食わせて貰っているのだから、挨拶はしないといけませんよ。いつか、りえちんを連れてこなければと思っていたんだ。」
その言葉に、隊長は本当に誠実で礼儀正しい人だと改めて感じました。しかし、隊長とそらちゃんにしてみれば、「当たり前」の行為なのでしょう。
隊長を先頭に、そらちゃん、私と、高尾先生にご挨拶をしました。
「高尾先生のお陰で、ご飯を食べさせて貰っています。
心から感謝しています。」
高尾先生を偲びつつ、私たちは再びおばあちゃんのもとへ戻ることにしました。