紫陽花に見る植物の知恵と陰陽五行の関係

出勤途中の団地の植え込みに、たくさんの紫陽花が植わっており、毎年梅雨の時期に楽しませてもらっています。今年は早くから枝葉を伸ばしていましたが、団地の紫陽花は日当たりがイマイチなせいか、まだ咲ききっていません。

そんな中、ある紫陽花の株の葉だけが虫食いに遭い、ほとんどの葉が穴ぼこだらけになっていました。
他の紫陽花の枝葉は綺麗なままで、まるで虫食いに遭った株だけが、犠牲になっているようです。
 

植物も叫んでいる?

それを見ていて、「あっ」と思い出しました。

それは、「植物も叫んでいる」というもので、植物もストレスがかかると人間には聞こえない周波数の音を発している、という情報をテレビで観ました。

植物に水を与えずにいた場合や、植物を切り取ったときに、その音を発するそうですが、これは身に危険が及んだ場合に発すると考えられ、それは、他の動植物にも影響を与えているということでした。
 

ライン梅雨

素晴らしい植物の持つ本能

例えば、昆虫が植物の葉を食べ始めると、「きゃーーーっ!虫よーーーーっ!」と叫ぶそうで(違うかもしれませんが、そのようなニュアンスです)、それを他の植物が傍受して枝葉から昆虫が嫌う植物ホルモンを発生させて防御態勢をとるとのことです。

それ以外にも、葉についた昆虫の天敵を呼び寄せる匂いも発するそうで、植物の持つ防衛力をこのとき初めて知りました。

そのことを思い出した私は、たった一つだけ虫食いに遭い、無残な姿になった紫陽花を見て、自分を犠牲にして他の紫陽花たちを守ったんだなと思うと感慨深いものがありました。
 

集団で守り維持しようとする草花たち

そこで、またもや「あ!」と思ったことがありました。
これぞ陰陽五行説の中の陰の木性の姿ではないか!ということです。

陰陽五行説とは(超)簡単に説明しますと、この世界は木・火・土・金・水という5つの質でなりたっていて、更に、五行を陰と陽に分類し、合わせて10の性質に分類されるという思想です。(陰陽五行説を詳しく知りたい方は、こちら

乙木

10の性質は、十干と呼ばれるもので、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸で表し、陰の木性は、乙木(おつぼく)になります。(十干を詳しく知りたい方は、こちら
 
 
乙木は、自然界に例えると草花にあたり、『集団で何かを守る』という役目を持っています。『守る』とは、今ある状態のまま維持することを意味しているので、集団を存続させるために外敵から身を守るという意味でもあります。

一つの株の紫陽花が犠牲になったものの、種の存続のために他の紫陽花を外敵から守った姿なのだと思い、更に何か胸に迫るものを感じました。
 

そして、何千年も前に生まれた思想が、現代の科学によって解明されるという壮大さを感じ、陰陽五行説を土台にして生まれた算命学の素晴らしさを、自然の営みから見つけられたことが、とても嬉しく思うのでした。
 

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