心に残る2つの風景

私(さとう)には、忘れられないというか、心(脳みそ?)に刻まれている風景が2つあります。
 

1つは、高校生の遠足(だったと思う)で行った山梨の昇仙峡です。
観光バスが山間を抜けていくと、突然、大きな山肌に直面し、連なる岩山に圧倒されたのを覚えています。
 

緑や赤といった色彩は無く、「まるで墨絵のようだ。」という記憶があるので、冬に近い季節に行ったんだと思います。
 

この景色をずっと見ていたいと、その時、思っていました。
何故、そんなにも魅了されたのかということを、当時の私に聞いてみたいと思うのです。

ラインオレンジ

 


そして、もう1つは、20代の時に住んで(働いて)いた久米島の海です。
 

働いていた職場は、奥武島という橋を渡っていく小さな島にありました。
職場の窓からは浅瀬になった海が見え、事務仕事の合間に、その海を眺めていました。
 

ある夕暮れどきに、ふと外を見ると、夕焼け空と島の景色が、海に映り込んでいたのです。
 
この時の色は、覚えています。
薄い赤色と薄いピンク色が混じり合った空と、綺麗な薄いグレーがかった雲でした。
今ある世界が、ひっくり返ったかのような感覚になり、幻想的な世界が目の前に広がっていました。
 

このとき、この風景は、二度と見ることが出来無いだろうと思い、いつまでも窓の外を眺めていました。
 

事務所の窓は、はめ殺しになっていたので、その風景は、大きなキャンバスに描かれた絵画のようでした。
 

色を感じさせない山と、色彩が豊かな海の色と、なんだか両極端ですが、どちらも本当に感動して心が震えました。
 

あんなに感動した(出来た)のは、まだ経験は浅く、知らないことが沢山あり、そして当時の私の心は柔らかかったんだなって思うのです。
 

あんな感動を、また味わいたいなって思う今日この頃なのです。
皆さんにも、感動した風景ってありますよね。

 

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