ちょっとネガティブな話ですが、読んでやってください。
以前にもブログで書きましたが、私(さとう)の母は目がほとんど見えません。
6年前に緑内障と診断され、その後手術を受けたのですが、進行は止まらず現在に至ります。
母の口癖
そして、この6年間、母がほぼ毎日口にする言葉があります。
「どんどん見えなくなる。」「私、見えないから。」
と、見えないアピールをしてくるのです。(針の穴ほどの範囲が見えていて、見え方は変わっていません)
この言葉は、私たち家族の気持ちを蝕んでいきます。
母の目が見えないことは知っているので、折に触れていちいち言われるとだんだん腹が立ってくるのです。
この「見えない。」アピールに真っ先にやられ、怒り狂ったのが私の息子です。
母が、「見えない。」と言うと、
息子 「見えないって言うな!今度言ったらメシ作らねーぞ!」
と怒鳴ったそうです。
心を守るためには
今、これを読んだ人の中には、「お母さんが可哀想。」と思った方もいるでしょう。
しかし、マイナスな言葉をずっと浴び続けると、本当に人の心は病んで行くのです。
占いの現場でも、「怒っちゃいけない。」「酷いことを言っちゃいけない。」という観念がある人は、マイナスの言葉を浴び続けることで心が病み、体にも表れていることが多いです。
息子は直情的なので、自分の心が「危険!嫌だ!」と感知すると、心を守るためすぐさま行動に現して怒りを表現するので、病まずにすんでいるのだと思います。
母本人は、自分が「見えない」アピールをしている自覚がないので、その都度、家族は「見えないって言うな。」と言い続けています。
あ、家族は母のこと大事に思ってますよ。
ただ、イライラするだけで。
実は「可哀想アピール」
この、「見えない」アピールは、「可哀想アピール」なんですよね。
「可哀想な人」と思われることで、同情を買おうとしているんです。
これ、分かるわ~。
私もやっちゃうので。(苦笑)
母を見ていると自分を見ているようで、ホント嫌なんですよね。
早めに解消しようと思います。
次回の算命学基礎理論ブートキャンプは、
2023年4月29,30日(土・日GW)開催
その次は 5月27,28日(土・日)
そして、その次は 7月15,16(土・日)