私は長年、朝ドラを観ています。
先日、ドラマの中で主人公の子どもが、「徒競走で負けるのが嫌だ、恥ずかしいから学校を休む」と言いました。
そこで、主人公である母親は、「逃げても闘ってもどっちでも良い。」と子どもに話し、それは、どっちを経験しても何かを学ぶだろうからと言っていました。
「かっこ悪い」と思ったこと

突然ですが、私には逃げ癖があります。
「逃げる」という行動の背景には、「やりたくない」という感情が根底にあるので、何かを強制されると「やりたくない」「できない」と感じてしまいます。強制が強まると、それから全力で逃げ出そうとします。
しかし、過去に、逃げたことで「自分、かっこ悪い」と思ったことがあり、今後同じ場面に遭遇したら、それは、やり遂げようと思っています。ただし、かっこ悪いと思った経験がない事柄については、やはり逃げてしまうのだと思います。
それは、中学生の頃のことです。水泳大会で出たくない種目があり、そのレースが終わるまで、ずっと隠れていました。
レースに出なかったのは、朝ドラの子どもと同じように、かっこ悪い姿を見せたくなかったからです。
しかし、後になって、レースに出なかったことを後悔しました。
どっちが「かっこ悪いのか」
その理由は、私の弟が圧倒的に不利な試合に堂々と出場し、観客からは勝者よりも大きな声援を受けたことを目の当たりにしたからです。非常に衝撃的な出来事でした。
観客は、頑張る弟の姿に感動したのです。
人は、努力する人を自然に応援したくなるものです。
私もそうです。
その弟の姿を見て、私は私自身をかっこ悪いと感じました。
私には、「かっこ良くありたい」「かっこ悪いのは嫌だ」という思いがありますが、「逃げる方がかっこ悪い」、ということを経験し、レースからは逃げないようにしようと思ったのです。
(レースに限らず逃げないでください)
経験が成長させる
朝ドラの話に戻りますが、ドラマの女の子は結局競争に負けて、お母さんの胸で「恥ずかしい!負けて悔しい!」と泣きじゃくりました。
悔しいという感情を経験し、また一歩前に進むことが出来るんだと感じました。
朝ドラを見て、昔の経験を振り返り、自分の本質について再確認した私です。
私の性質を算命学でみてみると
陽占の頭には牽牛星が、左肩には天恍星が表出していてます。
牽牛星と天恍星の繋がりは、かっこつけたがる性質で、実力が伴わなければ外から見たときにはただのかっこつけたがりに見えるでしょう。
そして、天冲殺は戌亥天冲殺です。戌亥天冲殺は、現実から逃げようとする性質があります。
これを総合すると、「かっこ悪いのは嫌なので、負け試合には出ない(逃げる)」、となります。しかし、逃げずに立ち向かえば、戌亥天冲殺は輝く星(かっこ良い人)になれるはずなのです。
自分の命式を知りたい方は、こちら。
次回の算命学基礎理論ブートキャンプは、
3月30,31日(土・日)
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