ぎっくり腰

ぎっくり腰を経験した人は、多いと思います。
今、当にぎっくり腰で苦しんでいる人もいることでしょう。
 

かくいう私も人生で2度ほど、やらかしたことがあります。
歩くことはおろか、立つことも出来ないほどの痛みで、「どうやって体勢を変えたらいいのーーーーっ!」と、涙チョチョ切れの経験を持ちます。
 

1回目は、二人目の子どもを出産して2週間ほど経ったときのことでした。
朝、起きようと思ったら、
 

さとう 「うぎっ!え?立てませんが?」
 

乳飲み子を抱えた私は、どうしていいか分からず、助産師さんに電話をしたら、出張してくれる鍼の先生を紹介してもらいました。
整体も併用する女性の先生で、とても優しかったのを覚えています。
 

先生 「仰向けになって、ヒザを曲げて脚を立てることが出来ますか?」
 

さとう 「やってみます…、イデデデ…、出来ません…。」
 

先生 「整体は無理そうですね…。」
 

と言って、鞄から取り出したものを見て、私は恐れおののきました。
 

さとう 「先生!それを使うんですか!?」
 

先生 「大丈夫ですよ。(笑)」
 

さとう 「え!?お腹にですか!?」
 

先生 「はい。(笑)」
 

さとう 「うぐっ…? いたくな~い♪」
 

それはそれは、長~い鍼で、内臓まで突き刺さるのではないかというほどでした。そのとき、その先生に教えてもらったのは、お臍の周りに腰痛のツボがあるということです。
お腹だけでは無く、その他のツボにも打ってもらったのですが、あとはどこに打ったのか覚えてません。「長い鍼」と「お腹」というキーワードだけが頭に残っていました。
 

その後、直ぐに立てるようになり、快調だったように思います。
たぶん、若かったのとダイビングで鍛えた筋力が、あったからでしょう。
 

そして2度目は、今から10年ほど前です。
もうすっかり筋力も衰え、過酷な環境での労働で、就業中にやってしまいました。
タクシーで帰宅したのですが、ソロリソロリと歩き、タクシーに乗り込むのも降りるのも本当に大変でした。
 

家に帰り着いて横になると、今度は寝返りが打てません。
 

さとう 「どうやってトイレに行けば良いのか…。(涙)」
 

そのころ、すでに整体師だったのですが、自分ではどうにも出来ず、ため息ばかりです。
そして、閃きました!
 

さとう 「お腹に腰痛のツボがあるって言うことは、お腹を緩めればいいんじゃね?」
 

ということで、自分でお腹を揉み、それからお腹の力を意識的に抜きました。
その後に、痛みを逃すためのラマーズ法で行う呼吸を取り入れてみました。
 

さとう 「お腹の力を抜いて~、ふぅ~、ふぅ~、ふぅ~。」
 

お腹の力を抜ききり、息を吐き気味にしながら、体勢を変えてみます。
 

さとう 「ぉお~~~、痛くなぁ~い♪」
 

スタスタとは歩けませんが、とりあえず寝返りや、布団から起き上がることは出来るようになりました。
この方法を普段から取り入れてからは、腰への負担は減り、ぎっくり腰を起こすこともなくなりました。
 

その後、施術にいらっしゃるお客さまにも伝授しているのですが、お客さま達も腰への不安感がなくなり、姿勢もよくなっています。
 

普段から腰に不安感を持つ方は、是非試してみて欲しいと思います。
もちろん、さる山に来店くだされば、手取り足取りお教えします。
 


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2月25日(火)は、施術者さとうが所用のため、お休みさせていただき、翌日26日(水)に振替営業します。
水曜日しか休みが取れず、なかなかさる山に来られないというお客さまは、是非この機会をご利用ください。お待ちしております!

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