身体の固まりが、心に影響するのを実感したとき

6年前に乳がんの手術をしたのですが(乳がん騒動)、その後の心身の経過が、今のテレワークをしている人たちの参考になると思うので、お話しておこうと思います。
 

術後の身体の変化

手術直後、手術をした方の腕が、肩までしか上がらなくなりました。
その原因は、物理的に突っ張って上げられないのと、手術の傷が開くので心理的に上げてはいけないと思うのと、両方です。

疲労

傷がふさがるにつれて、胸から背中、腕にかけて、固まるようになりました。
動かないので、動かさないのが当たり前になっていたからだと思います。
 

最初は固まった部分のコリや痛みを感じていました。
ところが、身体の固まりを感じるようになってから2か月くらい経った頃、思いがけないことが起きてきたのです。
 

精神的な変化

頭痛

それは、精神的な変化でした。
神経が敏感になり、少しのことでイライラし始め、自力でのコントロールが利かなくなったのです。

それまでは全く気にならなかったようなこと(物音など)が気になるようになったり、眠れなくなったりしました。
前に飼っていた犬が、身体が不自由になった時、ちょっとしたことで怒るようになったのですが、こういう感じだったのだと思いました。
 

睡眠不足

常にイライラして自分でもしんどくて、このままエスカレートすると、何らかの精神的な病気になってしまうんではないか、これは身体の固まりをなんとかしないとマズいと思いました。
腕周りを動かそうにも、すっかり固まっていて、自力では動かせません。
誰かにほぐしてもらわないと無理そうです。
 

手術を内緒にして・・・

しかし、佐藤に頼んでも、術後の傷周りの施術をするのは、傷が開かないかとビビって、思い切った施術はできなさそうです。
なので、私のことを全く知らない整体師さんに、手術したことを内緒にして、ほぐしてもらったのでした。

これでもし、傷が開いても、自分の責任です。
 

一度ではほぐれず、続けて何度か受けたところ、すっかりほぐれ、腕も回るようになりました。
すると、あんなにピリピリしていた神経がおとなしくなり、夜も眠れるようになりました。
術後3か月で、傷も開きませんでした。

こんな風に、私は、身体の不調は、心に大きく影響を及ぼすことを実感したのでした。
 

テレワークでも身体が固まる

PC使いすぎ

おそらく、最近テレワークを始めたという人は、外にも出なくなり、オフィスのような整った作業環境ではない場所で、同じ姿勢で作業するので、身体が固まっていくことも多いと思います。

おまけに、運動ができる場所も制限されるようになってきています。

身体が固まってしばらくすると、神経がピリピリして眠れなくなり、身体と心で2重に辛くなってきます。
なので、まずは身体が固まらないよう、意識的に腕を回したり、散歩したりして、なんとかほぐすよう心がけて下さいね。
 

試してみてほしいこと

ものすごく痛いんですけど、個人的に、身体が固まってしまったときは、脇の下をほぐすのがかなり効きます。
自力で無理なときは、誰かに力任せにほぐしてもらっても良いと思います。
マジで痛いですけど、楽になります。
 

また、自分は神経過敏でイライラしやすく、眠れないという人は、まずは身体をほぐすことを心がけてみると、楽になるかも知れません。
 

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