マウンティングに過剰反応しがちな人へ

子供の頃に、大人からからかわれたり、バカにされたことに傷ついて、それを大人になってもずっと引きずっている人もいるようだと、最近知りました。

  • 人から馬鹿にされたりマウントされることに過敏に反応しがちな人
  • 上から目線で接されると過剰にカチンとくる人
  • 隙あらばマウントを取ろうとする人
  • 立場が上の人に、無条件に反発心を感じる人

の中には、無意識にこうした思いを抱えている人もいると思うのですが、これからお話することを知っておくと、そこから抜け出して、ラクになるかも知れません。

子供の時の実体験

自分の感覚に驚いた体験 その1

子供の時(小学校低学年の頃)に、3家族くらいで旅行に行ったことがあります。
女性部屋と男性部屋に分かれて、小さい子供達は母親と一緒の部屋だったのですが、子供はみんなまとめて先に寝かされ、後でそれぞれの布団に移し替えてくれるということでした。
 

それで、子供達は団子になって布団に入って寝たわけですが、その夜、寒くて目が覚めたら、私ひとりだけ、部屋の隅に、布団も掛けられずに転がされていたのです。
ビックリしたのと、なんでそんな扱いされたのか分からず、すごく悲しくて、きっと私はみんなから嫌われているんだと、泣きながらそのまま寝たのでした。
 

次の日から、母親に対する不信感満載で、しばらく暗い気持ちで過ごしていたのですが、1週間くらい経ってから、母が思い出したように、その時のことを話し始めました。
「そういえばあんた、あの時端から端まで転がってってたのよね。」って。

「あ、自分で転がってったんだ。布団のないところに一人転がされたわけじゃなかったんだ。」って思って、ビックリしたのでした。
あの時、母がホントのことを教えてくれたからよかったけど、そうでなかったら、思い込みから卑屈な性格になっていたかも知れません。(危ないところだった)
 

自分の感覚に驚いた体験 その2

別の時のこと。
私が何かやっているのを見た大人から笑われ、バカにされたと思って傷つきかけたことがあります。

で、思い切って「何がおかしいの?」って聞いたら、「可愛くて、つい顔がほころんじゃった」と教えてくれたのでした。
 

私はバカにされたと思った。その人は可愛いと思って笑った。
事実は、まるっきり方向が違ったんです。
 

バカにされたと言うより、ホントのバカかも・・・
 

これらの体験から学んだ事

そんなことがあって、子供だった私は「子供はそんなちょっとした思い込みで、間違えちゃうんだ!」って思うようになったのでした。
大人だったら、「そんなわけないじゃん」って冷静に思えることも、子供にはちゃんと判断する力がまだないんでしょうね。

そんなことから、自分の感じていることは思い込みかもしれないから、自分の感覚は、まず疑ってかかろう(採用の前に検証しよう)って、どこかで思うようになったと思います。
 

大人の頭で考えてみる

大人が子供をからかう理由

大人は、子供のことをよくからかいます。
でも、自分のことを考えたら、例えば小学生の子供に対して、マウントしようって気持ちは起きないのではないかと思います。
子供は同次元にはいないので、マウントの対象になどなりません。
 

でも、親戚などが集まったときにからかってしまうのは、悪意やイジメなどではなく、可愛くてかまいたいとか、反応が面白いからということが、ほとんどなんだと思います。
(自分がいじめられた大人は、子供をいじめることもあると思いますが)

飼っている犬や猫のことも、いじったり、からかったりすることがありますが、可愛いからであって、マウントしようなんて気持ち、全くありませんよね。
 

『自分を疑う』の勧め

人って、かなり勝手な思い込みに人生を左右されているものなので、自分の感覚は、一度すべて疑ってみても良いのではないかと思います。

『自分を信じましょう』なんてよく聞きますが、自分を信じるのは、一度自分の全てを疑った後にしてもいいのかも知れません。
 

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