イエスマン三部作 その3『イエスマンの影響力を使えば、人は変わる』

世の中がうねるように動いているせいか、ここのところ、「これについて考えろ」というインスピレーションがガンガン来て、追いつかないくらいです。
先日佐藤が触れた、『恥と怒り』についてのまとめもまだできていないのに、次が来るのです。

今までは、ひとつのテーマがまとまったら、「ハイ、次のお題はこれ!」という感じで来ていたのに、今回はまだ消化しきれていません。
もしかしたら、『恥と怒り』に関しては、佐藤の記事でアウトプット完了なのかしら?
いやいや、私自身、もう少しきちんと考察して、まとめたいです。
 

さて、先日の、イエスマンに関する記事は、隊長から「良い記事だ!」と、ここ最近ないくらいに大絶賛されました。
しかし、私としては複雑です。
なぜなら、隊長が大絶賛する記事は、いつも他の人からの反応が薄いからです。
私と隊長の意見は概ね一致するのですが、おそらく二人とも、感覚が普通と違うのでしょう。
 

人は変えられない

ところで、イエスマンの記事をアウトプットした翌朝に、早速来たのが、タイトルの言葉『イエスマンの影響力を使えば、人は変わる』というものです。

以前、『行動できない人へ』の最後の方に、人の意識を変えるというのは、それはそれは大変な作業だと書きましたが、それは私が本当に実感していることで、自分のことは変えることができるけど、人を変えることはほぼ不可能なのです。

ジャイアン+スネ夫

しかし、今は、早急に人の意識が変わることが、全体のためにもとても重要で。
でも、人を変えさせることはできない。
どうしたらいいのかな・・・
 

と、思っていたのですが、インスピレーションによれば、どうやら、イエスマンによって、それが可能になるらしいのです。
で、どういうことだろう? どうすれば? と、ここのところ考えていたわけです。
 

スーパーイエスマン、Sちゃん

私には、Sちゃんという、スーパーイエスマンの友人がいます。
確固とした自分の意見や意志を表明することは、ほとんどありません。
そして、私が何を言っても、「そうよね!わかる~!」と、賛同します。

でも、Sちゃんは、レベルが高いイエスマンなので、人を暴君にしたりはしません。
 

聞くと、あんなに誰にでも賛同しているように思えるのに、自分が本当にそうだと思わない限り、賛同しないのだそうです。
ということは、人を選んでいるということのようです。
(そういえば、Sちゃんは、「とりあえず誰とでも表面的には仲良くできる」そうだ。表面的に仲良くする人と、ちゃんと付き合う人を分けているらしい。)
 

人を暴君に変化させるイエスマンと、そうでないイエスマン(Sちゃん)の何が違うんだろうと考えていて、あることに気付きました。

前者には『人から好かれたい』『得したい』『特別な存在でありたい』という気持ちがある。いわゆる『いい人』です。

しかし、Sちゃんにはそれらがありません。
 

これに思い至ったとき、レベルアップは「いかに欲をなくすかにかかっている」のだと分かりました。
欲がなくなる程に、性質を欠点から美点に変えられるわけです。

よく、仏教などでも『欲をなくす』ことを勧めますが、それは
『欲をなくす = レベルアップする = 自分を世の中に活かせるようになる』
ためだったのでした。(仏教関係者のみなさん、ご存知でした?)

 

背中を見せる

背中

先日、ある友人と話していて、「早急にある人の意識を変えないとヤバイのだけど、いくら言っても聞かない。どうしたらいいんだろう」という問いに、私の口から出てきた言葉が、「背中を見せるだねぇ」だったのでした。

どうやら、『イエスマンが、どうして人の意識を変えられるのか?』の答えは、ここにあるようだなと思いました。
 

Sちゃんは、人に賛同もするのですが、人から勧められたことはすぐに実行に移します
もともと賛同できる人を選んで付き合うので、誰の意見を聞くかをより分ける必要はありません。

Sちゃんによると、良いと思った事はしたくなり、動かずにはいられなくなる、そして常に「何か良い事(情報)はないかな?」と、アンテナが立っているそうです。
 

新聞を取る

以前、こんなことがありました。

隊長は、最近、日本語がちゃんと読めない人が増えていることを気にしていて、ことある毎に人に新聞を読むことを勧めています。

日本語が読めないというのは、読んでいるつもりになっているだけで、実際には読めていないというものです。
その原因の一つは、ネットに蔓延する情報ばかりを人が読むようになって、正しい日本語に触れなくなったことにあると。
そして、正しい日本語で書かれているもので、人が触れやすいのが新聞なので、それを日々読んで正しい日本語に触れることが大事だという脈略によるものです。
 

もちろん、日本語に不安のある佐藤にも勧めていましたが、いくら言っても佐藤が新聞を取ることはありませんでした。

しかし、Sちゃんに勧めたら、すぐに新聞を取って読み始めた。
そして、それを知った佐藤が、新聞を取り始めたのです。
 

そんな風に、行動する人の背中を見て、人は行動するようです。
 

身近な人の背中

佐藤はこうも言っていました。

「そらちゃんや隊長は、別世界の人という感じがして、背中を見せられても、自分にはどうせ真似できないと思ってしまう。でも、Sちゃんは身近だから、自分にもできるかもと思う。」

上に書いた伏線(おそらく二人とも、感覚が普通と違うのでしょう。)を回収した気分・・・^^;
 

なるほど、『イエスマンの影響力を使えば、人は変わる』の答えは、身近な人が背中を見せることにあったのです。
 

何かを変えたいと思ったとしても、それを構成する人が変わらないと、何事も変わりません。
しかし、人を変えようとしても、変えられない。
いくら言ってもムダです。
 

ところが、自分が行動して、その背中を見せることでのみ、自分の周りの人が追従して変化します。
その、追従した人の背中を見て、さらにまたその周りの人が変化していきます。

結局、世の中を作り上げ、変えて行くのは、『まずは自分が動くこと』でしかないようです。

イエスマン3部作

 

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イエスマン三部作 その3『イエスマンの影響力を使えば、人は変わる』 への2件のコメント

  1. えっちゃん

    今日の発見。さるちゃんに尻尾があったこと!

    それからりえちんがSちゃんが新聞を取り始めたことを知って自分も取り始めたのには悪いけど笑っちゃった。隊長やそらちゃんは次元が違う気がするよね〜。わかる、わかる。

    ウェブサイトに使われている写真は隊長以外ほとんど女性だよね。占いって女性に人気があるんだね。

    返信

    1. そらまめ

      女性のお客様が多いからっていうのもあるけど、やっぱり、女性の方が絵が綺麗じゃんねw

      今回、いろいろな人から、隊長と私が別世界というのがわかると言われて、「そうなんだ・・・」と思っているところです。
      自分が変わっているらしいというのも、いろいろな人から言われて、ここ数年自覚が出てきたところですが、自分のことはよく分からないからね。

      おさるには、尻尾があったんですよ。さすがえっちゃん、細かいところに気付く!

      返信

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