「トシのせいか、身体が硬くなって。」
それは違います!
トシのせいで硬くなるのでは無くて、身体を動かさなくなることで、身体は硬くなるのです。現に、若い人でも身体の硬い人は、結構な割合でいて、ほとんどの人が運動やストレッチなどをしていません。
とくにデスクワークの人は、身体が硬くなりやすく、背中から腰、そして太もも、膝裏、脹ら脛と、張りが強くなっていきます。
コロナの影響で自粛要請が出され、家に籠もりっきりだった人達も、カッチンコッチンです。
しかし、お客さまの中には自粛中、毎日ストレッチをしていた方もいらっしゃり、その方の脚は、とても柔らかく、以前より股関節にも柔軟さが出ていました。
どんなにトシをとっても、今、身体が硬くても、日々のストレッチで必ず身体は柔らかくなります。
そういえば昔、酢を飲むと身体が柔らかくなるとか言って、当時、それを信じて何にでもお酢をかけて食べてた記憶があります。(あはは)
ストレッチをかける箇所は、太ももの裏と膝裏、そして脹ら脛が良いです。
脚が固まってしまうと、冷えや浮腫、最終的にはぎっくり腰にもなりかねません。
なので、脚のストレッチをしよう!

長座になります。
そのまま身体を前に倒すのですが、まったく前にいかないですよね?
身体の硬い人は、初めから長座の姿勢での前屈は無理なので、片方の脚を、内側に曲げます。
そして、伸ばした方の足先を掴むようにするのですが、このとき、反対の腕を上げて脇腹を伸ばします。

このストレッチ、脚の太もも裏だけでなく、同時に脇腹の硬くなった筋肉も延ばしてくれます。結構、効きますよ。(痛いですよ)
10秒~20秒ほど伸ばすといいでしょう。
1回やっただけでも、身体が熱くなるのを感じると思います。
滞っていた体液が、流れ始めた証拠です。
毎日行うと、いつしか、身体の側面が脚につくようになるでしょう。
やってみてね!
あ!片方だけじゃなく、両足、両腹やってくださいね!