占い依存症

20年くらい前に、占い依存症だった友人がいた。
友人は、自分や家族の行き先の方向や動く時期、人との相性、名前など、様々な占いを使って行動を決めていたのだ。
 

行動力はあるし、頭も良いのだが、ちょっとした壁にぶち当たると、占いを持ち出していたのだ。
 

当時の私は、まだ深く算命学を学んでいなかったので、友人を占うことは無かったが、その友人を見ていて、ちょっと怖いなと思った。
自分の人生をすべて占いで決めて、これからも生きていくなんて、それで良いのだろうかと心底思っていた。
 

依存させない占いをしたい

私は、整体を始めたが故に算命学を学ぶことになったのだが、その友人をみている内に、私が占いをするようになったら、依存させないような占いをしようと心に決めたのだ。
 

何故、友人が占いに頼るようになったのか、だいぶ後になってから気づいた。
彼女の人生において衝撃的なことが起こり、それをキッカケにして占いに頼り始めたと思われる。
 

何かをキッカケにして、占いや宗教に頼る人は多いと思う。
それが悪いこととは言わないが、傍から見ていると、占いに振り回されているように見えたのだ。
 

今現在の友人は、すっかりと占いからは足を洗い(変な言い方w)、自分が生きたいように自由に生きている。
彼女の持つ鳳閣星が存分に発揮されていて、そんな彼女の姿をみて、ホッとしたのを覚えている。
 

自分の足で人生を生きる

このことを思い出させてくれたのが、先日鑑定をさせてもらったお客さまからだった。
 

「占いジプシーになりかけていたのを、止めてもらった。」
 

という一文をいただいたのだ。
そして、ふと気が付いたのだが、他のお客さまの口からも、「占いへの依存」という言葉を聞いていた。
 

さる山さる子の算命学の占いは、決してお客さまに依存させない。
というか、そもそも算命学は、自分の人生を自分の足で歩くためのツールなのだから、依存させるような答えは出てこないのだ。
 

さる山の常連のお客さま達は、皆、上手に算命学を利用してくれている。
なので頻繁に使う人は、あまりいない。営業的にどうなのよ、と思うかもしれないが、それでいいのだ。
 

私が、毎日気持ちよくお店で施術が出来るのは、お客さまと私との距離感が、しっかり保たれているからだと思う。
 

お店作りは、お客さまと店員との間でもって、出来上がっているんだなぁって、当たり前なことだけど、なんか、つくづく思う今日この頃なのである。
 

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