ただ、『安心感』を得たい子育て

親が子どもに対して、早く結婚して落ち着いて欲しいと願う理由は、色々あると思いますが、その中で親自身が『安心したい』と思うことも多いのではないでしょうか。
 

その『安心したい理由』も人それぞれだと思います。
世間体だったり、子どもが一人でいるのを不安に思ったり、家系的(跡継ぎ)な問題など様々でしょう。

世間体や子どもが一人でいるのが不安、という二つのことは、親の感情的な問題であり、自我心(エゴ)から来るもです。
 

一方の跡継ぎ問題は、その親の性質によって異なると思うのですが、子どもの幸せを願いつつも、家系を守らねばならないとなったとき、理性的に結婚問題を考えなければなりません。
 

算命学における結婚と干合法

国を治めるために、実際に使われてた算命学は、上記の『家系』の流れを存続するためには、どうしたらいいかを解くためのものでありました。

昔は、政略結婚がほとんどであり、算命学における干合法(かんごうほう)も、それに基づいて、生み出された技法です。

全体の平和安定のために結婚という制度を利用し、そこに感情を入ることなく、使命感をもって結婚にいたったのだと思います。(そうじゃない人もいたと思いますが)
 

不安感を押しつける子育て

何故、このような話をしたのかと言いますと、感情で子育てをすると、ろくな結果にならないと思ったからです。
他者(自分以外の人すべて)に対して、「こうあって欲しい」という利己的な願望が奥底に隠れているのに、いかにも相手を思ってのことだと、自分でも気付かず、すり替えてしまっているのです。
 

これは、私自身の行動を振り返って気付いたことなのですが、その行動のもとは、『不安感』から来ていました。
要するに、自分の持つ不安感をなんとかしたくて、子どもや他人に押しつけていたということです。(あ~、なんたることでしょう)

『不安感』から起こした行動は、『実(じつ)』ではないので相手には伝わらず、もし伝わったとしても、それはねじ曲がった状態で現れ、不安が消えるどころか、更に大きくなって返ってくるのです。(これも前に書いた分身律です)
 

なので、今現在、子育て真っ只中にいる親御さん達は、感情で子育てをしていないか、自分の不安感などの感情を押しつけていないかを、しっかり見極めて欲しいと思います。
自分の子どもが、同じ轍を踏まないためにも。
 

算命学講座のご案内

  • 今後の基礎理論ブートキャンプの予定は、
    6月13,14日(土日)
    7月18,19日(土日)
  • 募集中のBコース(1,2コマ)は、
    6月25日(木)10:00~

 ※オンラインでも受講できます
 

ブログランキングに参加しています

  • 一日一回、応援クリックしていただけると、励みになります。
人気ブログランキングへ にほんブログ村 にほんブログ村へ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

コメント

お名前

ウェブサイトURL