得意・不得意のバランス


得意なことだけをやっていると、不得意とのバランスが崩れて、得意に不具合が生じる。
 

私(さとう)の例でいえば、自分はコミュニケーション能力が高く、誰にでも合わせることが出来ると思っていた。
それ故、選んできた職業のほとんどが、接客業だった。

庶民性もあることから、あまり人から嫌われることも無く(と本人は思っている)、人との間で大きな波風を起こすことも無かったのだが、それなりの年齢にさしかかったことと、この仕事(整体占い)を選んだことで、今までのようには行かなくなった。
 

整体であれば技術を必要とし、算命学であれば知性を必要とする。
今までのような庶民性などは、ほとんど必要とされず、そこには技術や知識といった経験が、お客さまへの信用に繋がって行く。

年齢的にも、責任を負ったり、人の上に立ったりと、指導することを求められるようにもなる。
 

その場のノリと勢いだけで駆け抜けた30数年に終わりを告げ、40代半ばからは、自分を取り巻く環境がガラリと変わり、自分への変化が求められるようになった。
 

波乗り
      ほれ、波に飲み込まれるぞ、頑張れ♪

算命学で自分の命式をみてみても、ある季節に入ると、そこからは今までのようには行かなくなり、今までと同じ様なことをしていては、私の未来は拓けることは無いと出てくる。
 

コミュニケーション能力を武器に、初めは誰とでも合わせることが出来るが、技術や知性もそれに伴うように高められなければ、物事はうまく運ばなくなり、人もどんどん離れていくことになる。
「なんだ、ノリだけの人間だったのか。」という評価に繋がるのだ。

コミュニケーション能力がそこそこであれば、或いは、技術や知識とのバランスが取れていれば、苦労はしない筈なのだが、その能力ばかりを大いに使ってしまっていたので、まぁ大変なのである。
 

こうして、得意、不得意の大きなズレを、どこかで調整するようになるのだから、人生とは、よく出来ている。
と、感心している場合では無いのだが。
 

以上のような出来事は、大運天冲殺に突入している人にも言えることなので、もしも自分のどこかが突出しているところがあり、それだけを使っている人がいたら、充分に気を付けていただきたい。

大運天冲殺の終わりを迎えたときに、大どんでん返しが待っているので。


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