去年から二名の方に、整体を教えています。
以前にも4人ほど教えたことがあるのですが、教える度に私自身が学びを得ることになります。
教えるということは、伝えるということでもあり、その伝え方も勉強させられます。
伝え方に工夫をする
整体の技術ですので、身体を使うことになるのですが、文字では『押圧(おうあつ)』としてあっても、どのくらいの圧(あつ)なのかは、文章では説明のしようがありません。
以前、教えた生徒さんの中で、中々コツを掴むことが出来ず、どうしたら説明が伝わるのかと苦労したことがありました。
その生徒さんは当時、趣味で音楽を学んでおり、その時、施術の仕方を音楽用語で説明したらコツを掴んだ、ということがありました。
あの時は、自分でもビックリしました。
人の持つ感覚って皆違っているので、説明の仕方1つで理解出来る出来ないがあるんだなぁって思いました。
他には、「包丁で大きな大根を切るように。」とか、「自分の体重を使うけど、相手に体重は預けない。」など、説明(伝え方)に工夫をすると、すんなりコツを掴んだりします。
学ばせてもらう
説明が上手く伝わらず、生徒さんが苦労をしているのを見ると、何とかしてコツを掴んでもらいたいという気持ちがあるので、どうしたら伝わるだろうかと、そのとき必死に考えます。
そうして伝えことにより、生徒さんが理解して施術が出来るようになると、生徒さんも喜ぶのですが、私自身がとっても嬉しくなります。
さとう 「そう!それそれ!出来た!」
私が盛り上がってしまいます。(笑)
私の伝えるというスキルを上げてくれるのは、まさしく生徒さんなので、教えることは教わることなのだと、心底思うのであります。
算命学講座のご案内
- 次の基礎理論ブートキャンプの予定は、
5月1日、2日(土・日)
※オンラインでも受講できます