恐怖心を知識で補え

先週の水曜日に、サバイバル避難訓練を行いました。
(その時の様子は、こちら )
 

実は私(さとう)、高所恐怖症です。
町田の店舗はビルの7階にあり、引っ越してきた当初、窓の近くに寄れないほどでした。今は、窓から顔を出すことは出来ませんが、窓の側には寄れます。(笑)
 

それがですよ、15メートルの高さから、懸垂下降(ラペリング)を行ったのです。
 

ブログの動画では、そらちゃんが音楽を入れて、ホンワカと仕上げていますが、棟に上る(のぼる)前には、こんな会話をしていました。
 

さとう 「この鉄塔を上るのさえ怖い。下を見ないようにしよう。」

そら 「その方が良いね。」
 

そして、棟に上るのですが、懸垂下降訓練中は安全確保のため、1つ1つの動作を行う度に、声を出して確認を行います。
 

階段を上る前には、
 

そら 「上る(のぼる)ぞ!」
 

すると、先に昇っている教官が、「上れ!」と合図を出し、それから上り始めます。
 
そらちゃんとの間隔を空け、私もそれに続きます。
 

階段を上っている途中で、「高いところにいる。」という感覚と共に、恐怖心が出てきます。
そこで、地上での練習のときに、教官に言われたことを思い出しました。
 

教官 「誰でも始めは怖いです。恐怖心は、知識で補います。教わったことを1つ1つ丁寧に行ってください。」
 

その言葉通りに、「丁寧に、丁寧に。」と声を出して階段を上りました。
 

降下開始!


全員が鉄塔に上がると、「誰が先に行きますか。」と教官が言い、「では、私が。」と隊長が名乗りを上げました。
さすが隊長です。
 

隊長が下降を始めたとき、そらちゃんはその様子を上から覗き込んでいたのですが、その覗き込む姿を見るだけで、私は、「ひぇ~っ!」となっていました。
 

隊長に続き、そらちゃんが降下し、最後に私の番です。
 
心の中で「1つ1つ丁寧に。」と、唱えます。
 

教官  「準備!」

さとう 「準備!準備よし!」

教官  「テンション!」

さとう 「テンション!テンションよし!」

教官  「確保解け!」

さとう 「確保解きました!」

教官  「位置につけ!」

さとう 「位置につきました!」
 

教官の声かけに耳を傾け、自分も大きな声を出しました。
降下位置に、つま先立ちしたときは、少しだけビビりましたが、でも大丈夫です。
 

教官の「降下開始!」という声にも、躊躇することなく降下することが出来たのです。
 

恐怖心は、知識で補う。
 

何事もしっかり準備が出来ていれば、怖れることは無いのだなと言うことを教わりました。
 
そして隊長が、
 

隊長 「大きな声をだすことも大事なんだ。それだけでも、落ち着くんだよね。」
 

と言うのを聞いて、確かに大きな声を出す度に、心が落ち着いて行くのを感じていました。
 

今回の訓練、始まるまでは本当にビビっていましたが、全てが終了したあとは、良い経験をしたと心底思ったのでした。
 
隊長はといえば、
 

隊長 「りえちん、良い冥土の土産になっただろう。」
 
と言っていましたがね。(笑)

 

次回の算命学基礎理論ブートキャンプ

2021年11月27,28日(土日)です。
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