今朝、出勤途中に新聞のコラム欄を読んでいたら、「お米」「炊飯器」という文字が目に付き、記事内容とは全く関係のない、昔の食卓のことを思い出していました。
私が小学生のころは、ガス釜で米を炊き、炊き上がったご飯を保温器(電子ジャーと呼ばれていた)に入れ替えるという作業を行っていたのですが、私が担当で、とても嫌いな作業でした。
ご飯もお釜も熱いし、しゃもじにはご飯がくっついてなかなか取れないし、最後にお釜に張り付いたご飯を一粒も残さずしゃもじでこそぐのですが、毎回、「取れない~!」と言っては、半べそをかいていましたっけ。
それから何年後かに、お米を炊いて、そのまま保温してくれるという画期的な商品、炊飯ジャーが誕生しました。
いや~、ご飯の入れ替えに苦心していたので、この商品が出たときには、心の中で万歳しましたよ。
ま、商品が誕生したからといって、我が家に炊飯ジャーが来たのは、だいぶ先でしたが。
そして、今はどうでしょう。
お米は研がなくもいい無洗米があるし、時間が無いときは急速炊きが出来、炊き込みご飯、お赤飯などの炊き分けや、なんだか色々なコース(メニュー?)がついています。
楽になった家事
電子ジャーだけで無く、洗濯機も色々な機能がついて、乾燥も出来てしまうなんて、小学生のころの私には想像もつきませんよ。
当時は、洗濯までは洗濯機がしてくれますが、脱水は手動で行っていました。
でも、考えてみたら私が生まれる前迄は、電子ジャーもないし、洗濯機もなかったわけで、
昔に比べたら、家事は本当に楽になったんだなぁと思ったわけです。
家事が楽になって空いた時間を埋めるように、主婦は外に出るようになったのかも知れないなと思い、時代は進歩し、家事は楽になるけど、その分また違う何かが入り込み、結局は昔も今も忙しさは変わらないんだなって、最終的に思い至りました。
小学生のころの私には、想像も出来ない時代になってるけど、昔の人もまた、同じことを考えていたのでしょうね。
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