さる山さる子には、腰痛持ちのお客様がたくさんいらっしゃいますが(どこの整体院さんも同じだと思いますが)、腰痛の緩和方法をお伝えすると、皆さんビックリします。

先日来店したお客様のSさんもぎっくり腰で来店されました。
Sさん 「トイレに行くにも四つん這いになって行き、立ち上がるときにお腹に力を入れるから痛くて痛くて仕方が無かった。」
とおっしゃっていました。
私もぎっくり腰は二度ほど経験があるので、Sさんの痛みはよく分かります。
腰に負担をかけずに起き上がる方法を伝え、そのようにベッドから起き上がってもらうと、
Sさん 「あら、何の痛みも無く自然に起き上がれた!」
と喜んでいました。
まぁ施術の効果もありますが、いつもと同じ方法で起き上がろうとしたら、きっとまた腰に負担がかかり痛みをぶり返すことになります。
この方法は、腰痛を緩和する以外に腰痛予防にも繋がりますので、是非皆さんも実践してみてください。
ぎっくり腰の人が布団から起き上がろうとするとき
1.お腹の力を抜ききり脱力します。
2.息を吸って、次に息を吐きながら体を横にします。
3.もう一度、お腹の力を抜き、息を吸ってまた吐きながら立ち上がります。
4.立ち上がった後もお腹の力を抜いたままタラタラと歩いてトイレに行きます。
5.トイレに座るときも上記の方法で行います。
何かの動作のとき、常にこの方法で行うと腰痛予防にも繋がります。
例えば、重い荷物を持ち上げるときも上記のように行えば、いつもより楽に持ち上げることが出来ます。
但し、腕で荷物を持ち上げようとするとお腹に力が入ってしまうので、肩甲骨を意識して荷物をむかえに行くように持ち上げます。
Sさん 「普通、何をするにもお腹に力を入れるじゃない。そうしないと起き上がれないし、重い物も持ち上げられないと思ってたわ。」
さとう 「お腹に力を入れることで実は腰に負担をかけてたんです。自分がぎっくり腰で動けなくなり、何とかトイレに行きたくて会得した動きなんです。」
Sさん 「とても良いことを聞いたわ。皆に教えてあげよう。」
来店したときには腰と膝が曲がっていたSさんですが、姿勢が真っ直ぐになり喜んで帰られました。(遠回しに、さる山さる子はぎっくり腰の症状を緩和するのが得意だと言ってます)
是非、皆さんも実践してみてくださいね。