呼吸が浅く感じる、または息がつまると思うことはありませんか?
脇の下近くの肋骨を手でマッサージすると、凝りのような痛みを感じるかもしれません。これは、肋骨の間の筋肉が硬くなっているためです。実は、この筋肉の硬さが呼吸の質に関係しているのです。
肺が空気を取り込むには
肺に空気が運ばれて呼吸が行われる過程で、肺自体が動くわけではありません。肋骨の間の筋肉や横隔膜が拡張して肺が膨らみ、逆にこれらが収縮することで肺が小さくなるのです。
呼吸がスムーズに行われるためには、肋骨の周りの筋肉が柔らかくなっていることが重要です。
呼吸が浅くなってい方の脇腹部分を施術すると、「こんな場所が痛いなんて!」と驚かれることが多いですが、その部分が柔らかくなると、「呼吸がしやすくなった」とよく言われます。
レッツ ストレッチ♪
以下のセルフストレッチで筋肉を柔らかくすることができますので、ぜひ試してみてください。
①両腕を上げて、脇腹を伸ばすように体をゆっくりと反らします。
左右やって1セットとし5セット 行ってください。(下の画像①を参照)
・反らすときに息を吐きながらゆっくり行い、息を吸いながら戻します。
・5秒かけて倒し、5秒かけて戻します。
②両手を下ろし振り向く方向の腰に両手を当て、お腹をねじるようにして後ろを向きます。
この動作も息を吐きながら行い、左右それぞれ実施し、5セット行ってください。
(下の画像②を参照)
・反らすときに息を吐きながらゆっくり行い、息を吸いながら戻します。
・5秒かけて倒し、5秒かけて戻します。
※腰に痛みがある方は中止し、整形や接骨院などで診てもらってください。
上記のストレッチで体がきしみ音を立てる方は、運動不足の兆候かもしれません。日常的に体を動かす意識が必要です。ラジオ体操を一日一回行うのもおすすめです。
次回の算命学基礎理論ブートキャンプは、
2023年10月21,22日(土・日)開催