かれこれ5年ほど前に、さる山のビル7階に鳥が迷い込むという出来事がありました。
あのとき、鳥も私もビックリしてしまい、私には逃がせませんでしたが、最終的に隊長とそらちゃんの、息の合った連係プレーで外に逃がすことができたのでした。
そして、つい先日の出来事です。
出勤時、7階でエレベーターが開くと、あの時と同じ種類の鳥がフロアにちょこんといるではありませんか。
鳥を脱出させるぞ!
2度目の出来事だったので、「ありゃ、またいるの?下から上がって来たの?」と余裕で鳥に声をかけました。
店舗の鉄の扉を開けると、店内に日が差しているので、明るい方向へと鳥は向かいましたが、ガラスの扉に道をふさがれ、パタパタとガラスにぶつかっていました。
どうすればいいのか一瞬悩みましたが、鳥に一歩近付くと6階に向かって飛び立ち、エレベーター前で止まりました。
そしてまた、ゆっくりと鳥に近付くと、次に5階に、その後3階までと降りていき、2階の階段でピタッと止まってしまいました。
見つめられる私
よく見ると、鳥がじっと私を見ていました。
「いや、見てないで下に降りなよ。」と声をかけても動きません。
ならば、私が先に階下に降りて鳥を誘導しようと考えました。
私が近付いたら、また逃げてしまうのではないかと心配しましたが、鳥はまったく動かずに私を見つめていました。
「チチチチッ、チュンチュン」と鳴き真似をして誘導しようとしましたが、やはり動きませんでした。
「まぁ、ここまでくれば何とか下まで行くだろう。」と思い、私は1階まで降り、エレベーターで7階へ戻りました。
しばらくしても7階には戻ってこなかったので、無事に脱出できたのだと思います。
今回、鳥をスムーズに誘導できたのは、私が落ち着いて行動したからでしょう。
鳥との距離を保ちつつ、焦らずに動くことが大切だったのですね。
次回の算命学基礎理論ブートキャンプは、
2023年10月21,22日(土・日)開催