昨日の嵐は本当にすごかったですね。さすがに傘だけでは全身がびしょ濡れになってしまうと思い、リュックと手持ちバッグをすっぽりと覆えるポンチョを着て出勤しました。
ポンチョの話はさておき。
桜が見たい
一昨日、桜が満開で、常連のお客様であるIさんから、その日は八王子で花見をしてきたと聞かされました。
毎年、私は店から見える団地周辺の桜を楽しみ、「きれいだな~。」と満足していていましたが、去年、桜の木が伐採されたり、高くなった枝が切り落とされて、少し寂しい光景になってしまいました。
なんだか、むずむずするので、今夜は夜桜を楽しもうと思い立ちました。
以前、所用で隊長、そらちゃんと3人で車で出かけときに、とても美しい桜並木に出会いました。大きな桜の木が覆いかぶさってトンネルのようになっており、それはもう幻想的で「わぁ」と声を上げるほどでした。(それは東林間駅の近くにあります)
その記憶が蘇り、よし、あそこの桜を見に行こうと決めました。
そのことをIさんに話すと、Iさんもその桜並木を知っていて、町田の店からの道順を検索して教えてくれ、「私も今夜、夜桜を見に行こう。」と言って、Iさんは桜づくしの一日を過ごしたようです。
思い出の桜を見にいきたい
その日、そらちゃんが腰が痛いと言って店に来て、施術を行いました。
仕事が終わった後、帰りにそらちゃんを家まで送ることになりましたが、「東林間の桜を見に行きたい」と話すと、「いいよ」と言ってくれました。
途中、左折するはずの場所を通り過ぎてしまい、「まぁ、明日でいいか。」と私が言うと、「少し行ったところで左折すればすぐだよ。」とそらちゃんが言うので、そこから道案内をしてもらいました。
道を曲がると、美しく咲いた桜が今年もトンネルを作っていて、「ぉお~きれいだね~。」と車をゆっくり走らせながら眺めました。(深夜だったので、車通りはありませんでした)
100メートルほどですが、その場所や雰囲気、そして桜の木の形など、色々な要素が重なって、そこの桜はとても美しいのだと感じました。
さとう「もう少し照明を落としてくれるともっと良い雰囲気になるのになぁ。」
そら「そうねぇ。」
と話しながら、桜のトンネルを出て、花見は終わりました。
あっという間のことでしたが、私は満足でした。
桜が散ってしまう~
そして翌日(昨日です)、朝起きたら、暴風雨ではありませんか。
こりゃ出かけるのも大変だぞと思った瞬間に、「桜を見ておいて良かった~。」と昨日のことを思い出しました。
そしてポンチョを着て外に出ると、傘など差していられず、電線やカーブミラーも風で激しく揺れ、私自身も飛ばされそうになりました。
そしてどこからともなく、たくさんの桜の花びらが風に飛ばされ舞い上がっていました。
「あぁ、もう散っちゃうのか~。今年は長く楽しめなかったなぁ。」とつぶやく私でした。
そして店についてPCのメールを開くと、「夕べ、桜見といて良かったね。」とそらちゃんからのメールが届いていたのでした。