数年前から腰の痛みを抱え、それが原因で転職をしたお客さまがいらっしゃる。
腰に負担の少ない職場に転職した後も、腰や脚に強い張りが出て来て、痛みを伴っていた。
さる山に来店したときも、腰をかばいながら歩いていた。
お客さま 「この痛みが無かったら、どんなに楽だろうと思うんです。」
さとう 「分かります。腰が痛いと、動作に気を付けなければならないし、気持ちも落ち込んできますよね。」
お客さまの背中や脚は、パンパンに張っており、身体の辛さが伝わってくる。
施術をしながら、普段どのような体勢で仕事をしているのか、動く範囲はどうなのか、ということを細かく聞いていく。
それにより、施術後の効果を持続させるため、家で出来る簡単なストレッチをお伝えした。
間を空けずに来店するように伝えると、直ぐに予約を入れて下さり、次の来店時には、言われたストレッチをかかさず行っていたという。
3回目の施術のときだ、「まだ腰への不安感はあるけれど、痛みは無いんです。」とおっしゃる。
1つクリアしたことで、また、新しいストレッチを加えるように伝えると、次回までに、ちゃんとやって来てくれるのだ。
お客さま 「まったく問題ありません。別の違和感のあった箇所もなんともなくなりました。」
ある時期を超えたら、一気に身体のバランスが整っていった。
さとう 「○○さんは、お伝えしたことを、正しくやって来てくれるので、そのお陰で施術の効果が上がってるんです。
やるかやらないかで、本当に違って来るんですよね。」
お客さまが積極的に自分の身体に向き合ったことで、身体の変化を実感し、「良くなっている」という確信を持つようになった。
身体に関して不安感が強かったお客さまが、こうして自分の身体に自信を持つようになるのは、施術をする人間にとって、本当に嬉しいことだ。
そういえば、私が「やってみてください。」と伝えたことを、皆さん、しっかりやって来ているなぁと気がついた。
詰めて通っていた方達は、2週間空き、3週間空き、1ヶ月、2ヶ月おきと、後は自分のペースでメンテナンスに来店されるようになる。
ときに、「さる山を忘れちゃったかな?」と、思っていると、「お久しぶりです。」と、ご来店いただくこともあり、そんなときは、めちゃくちゃ嬉しいのである。
自分に慢心せず、お客さまの笑顔のために、今日も明日も明後日も、精進していこうと思うのだった。
次回の基礎理論ブートキャンプのご案内
算命学格法の事例研究にご協力お願いします
- 1940(昭和15)年4月7日
- 1945(昭和20)年9月13日
- 1962(昭和37)年3月5日
- 1978(昭和53)年6月25日
- 1983(昭和58)年12月1日
- 1989(平成元)年5月9日
- 1994(平成6)年10月15日
以上の生年月日の方は、ぜひご協力下さい!
詳細はこちらをご覧下さい。