昔、死んだばーちゃんが言ってたこと

1週間程前、いつもより早く家を出て、オダサガ(小田急相模原)の駅に向かってチャリを走らせていると、ある店先に人の列が出来ていた。
 

さとう 「何か特売品でもあるのか?」
 

とお店を見ると、ドラッグストアだ。
 
さとう 「マジか!まだ、あれが続いているのか!」
 

多分だが、トイレットペーパーやマスクやその他諸々を、いち早く買うために待っている人達だと思われた。
 

この人達の中には、もしかしたら転売目的の人もいれば、不安で買い占めを求める人、家にトイレットペーパーが1つも無いか、或いは、もう1個しか無い人などがいるのだろうと思った。
 

何か(元々は新型コロナウイルスだが、原因を作ったのは他にある)のきっかけにより、このような事態になっている。トイレットペーパーに留まらず、食料品までもが、いまだに品薄になっているようだ。
 

何が起きているのか、にっぽん。
どうしたんだ、日本人。
 

全ては、恐怖心から安心感を求めての行動のようだが、何が恐いんだろう?何が恐ろしいんだろう?と、思う。
 

私が小学校低学年のときにオイルショックがあり、その時も紙を求めて人々が買い占めを行っていた。
それをテレビで観ていたばあちゃんが、
 

ばあちゃん 「普通にしてれば元に戻るのにね。」
 

ばあちゃんの一言で、こういう事態のときには、普通にしていることが一番なのだということを知り、今もみんなと普通に過ごしていられる。
 

何だか落ち着く景色

ただ、やるべきことはやらねばならない。
今起きている状況に対して、出来る限りのことはやる。
 

問題となっている新型コロナウイルスに対しての防御は、行わなければならない。
 
外出時のマスクの装着、外出後のうがい、手洗い、体調管理。(全ては、移さない、移されないということ)
さる山のお店でのアルコール消毒など、店舗経営をする上では欠かせない。
 

その上で、普通に過ごすのである。
『普通』って言葉、若いころは好きじゃなかったが、年齢とともに、『普通』にしている大切さを知ることになり、今では好きな言葉かも知れない。
 


 


 

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