うわさとデマについて

今日は、佐藤の家族が脳梗塞で倒れたため、佐藤が急遽千葉に行くことになり、お店はお休みをいただいております。

今まででしたら、「所用のためお休みをいただきます」という表現で良かったかと思うのですが、今は人が不安になっているので、「え?急に休み?コロナ?」などとなり兼ねないし、家族が病気で・・・と言っても「コロナ?」などとなる可能性もあるので、本来は個人情報である家族の病名まで、こうしてお伝えすることになるわけです。やれやれ。
 

しかし、なんでしょうね。
この、全体に蔓延する、この不安感。
パンデミックを防ぎたいというのは、私にももちろんあるので、できることはするわけですが、なんだかピリピリとしているというか・・・

大地震の後にもあった、あの自粛ムード。
あれで一気に経済は衰退した訳ですが、今回さらに下がりそうです。
なんだか、日本人には、人目を使ってすぐに集団自粛に走り、じわじわと自分で自分の首を絞める傾向があるみたいです。

ウイルスによる死亡率より、これから来る経済的ダメージによる死亡率の方が上回るのでは?とも思い、気をつけながらもそれなりに楽しんだりして、経済活動を回さないと、そっちの方がヤバイよなぁ・・・と、思っています。
 

さて、今回、うわさやデマについて、私たちはちょうど目の当たりにしているところなので、うわさについて書いてみようと思います。
 

うわさの公式と性質

うわさには公式があって、
 R=i×a
で、表されるそうです。
R:うわさの流布量
i:当事者に対する問題の重要さ
a:証拠の曖昧さ
(1947年・オールポートとポストマンによる)
 

重要さと曖昧さがうわさの流布量になるので、どちらかが0なら、うわさにはならないけど、両者が大きくなれば、うわさは爆発的に広がるそうです。
公式を見る限り、正確な情報が伝えられれば、うわさは広まらずにすむのでしょうが、今はまだ、公に発表されるほどの情報が、出揃っていない段階なのでしょう。
 

うわさの性質として、特に、不安をかき立てるような情報が伝達されやすく、生命や財産が脅かされるような状況で発生しやすいようです。

そして、うわさの多くは、善意に基づいたものだとか。
「これからトイレットペーパーがなくなるらしいよ」と、善意で愛する家族や友人に伝えるわけです。


そして、根拠のない情報でも、人々がそれを信じて行動に移すことで、その情報が現実化するわけで、それを『自己成就的予言』と言うそうです。

まさに、デマが成就したのを、私たちはつい最近、目の当たりにしました。
 

うわさに踊らされないために

うわさに踊らされないために、私たち一人一人ができることは、行動の前に、まずは情報をチェックすることです。
いくら愛する家族や友人から伝えられたとしても、行動に移す前に、それが本当なのかどうか疑ってみることが大切です。
 

今は、インターネットであっという間に情報が拡散されます。
最初は、デマを鵜呑みにした情報がくり返し流されます。
くり返し目にすることで、それを信じそうになりますが、少しすると、冷静な目でちゃんと検証された情報も流れるようになります。

また、テレビはことさら不安をあおりがちですので、それを踏まえて見る必要があります。
報道によって、風評被害が起き、さらにそこで経済的なダメージを誘発します。
 

不安や『念のため』という気持ちが、問題を拡大します。
うわさに関するこれらの仕組みを知っておき、冷静な情報チェックと判断、やみくもに不安をあおらない正しい情報伝達を一人一人が心がけることは、とても大切なのではないかなと思います。
 

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