先日の記事で、人の性質は変えられないと書きましたが、環境により後天的に備わった性質が、誰がみても思わしくないものであれば、変わった方がいいわけです。
その方が、本人にとっても人生が生きやすくなるのですが、そういうことって本人は、本当に分からないのです。(経験済み)
じゃぁ、どうしたら人の行動を変えられるかというと、そう思っている自分が変わる必要があるわけで、そうすることで、側にいる人も「あれ?」ってなって、つられて行動するようになります。
自分のことを棚に上げて
先日、お客さまとこんな話をしました。
お客さま 「夫に対して、あれをやってくれたら良いのにって思うんですけど、夫は絶対にやりたくないらしいです。」
さとう 「ふんふん、」
お客さま 「それで、やりたくないなら仕方がないって思うんですけど、やっぱりやって欲しいって思う自分がいて。」
さとう 「よくある話ですよね。『これくらいやってくれれば良いのに。』って思うことって、自分だってやんないじゃん、って。(笑)」
お客さま 「そうなんですよ!私もそれをやりたくないから、やって欲しいって思うんです。」
さとう 「自分がやりたくないものを、相手がやるわけないですよね。」
お客さま 「ほんと、笑っちゃいますよね。」
何ていうか、自分のことを棚に上げて、他人に文句をつけていたわけでして。
そのことに気が付いてから、とにかく自分から動く!ということを意識して動いていたら、そんなに時間がかからず、側にいる人の行動も変わったのです。
昔から、人を変えたければ、まず自分からって言われますが、つくづくそのことを思い知るのでありました。
こうして、『自分から動く』ということをやっていくと、様々なことが見えだして、『ただ見る』を始めた頃に味わった、自分自身への恥ずかしさや、苦しさってのも同時に再燃したのです。
ぁあ、ほんと人生は、死ぬまで勉強なのですよ。
算命学もいっています。
『肉体は衰えるが、精神はいつまでも成長できる。』
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