5月に、義母(夫の母)が亡くなり、昨日、四十九日の法要を終えたのだが、今現在、私たち夫婦はお墓問題で悩んでいる。
特定の宗教を持たず、生前にお墓も建てなかったので、両親二人のお墓をどうしようかと、右往左往している状態だ。
お墓の土地を買い墓石を建てるだけの体力は無く、墓守も私たち夫婦の代で終わるだろう。
それを考えると、私が経験した海洋葬、あるいは、樹木葬が良いのではないかという話になり、パンフレットを取り寄せて考えてきたのだが、結局、四十九日を過ぎた今も決まらない状態だ。
母が亡くなった当初は、家族の皆が、義父母のイメージが海に結び付かないということで、じゃあ、樹木葬にしようとなったのだが、他から海洋葬の方が、どこにいても手を合わせることが出来るので、その方が良いのでは?という話を夫が聞き、心が揺れたようだった。
私的には、夫が好きなようにすれば良いと思っていたのだが、義父母の生前の姿を思うと、やっぱり海と結び付かない。
そこで、樹木葬の現場を見てみようということで、昨日、これから売出すという現地へ行って来た。
墓石のある墓地の一角に、小さな囲いがしてあり、三つにブロック分けされたとろこに、各々、植えられたばかりの木が一本立っていた。
その木の周りに、更に小さくブロック分けされた枠の中に、粉砕した骨を溶けて分解されるという袋に入れて、土を掘って蒔くのだそうだ。
その小さく区切られた枠を見た時には、「ちっさ!」と思ったのだが、このお墓自体の意味が、お墓を持てない(持たない)人達を、「土に返す」という思いで、作られているのだから、枠の大きい小さいは関係ないのである。
骨を海に返すか、土に返すかの違いであり、「自然に返る」という意味では、まったく同じだった。

現地を見たことで、樹木葬のイメージは出来たので、また、これからも夫婦で話し合って、納骨場所を決めて行こうと思う。
この様子では、まだ時間がかかりそうなので、一周忌を迎えた時に納骨しようかと決めたところである。
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