感染を広げない信頼関係

東京都の自粛要請が発表されました。
飲食店とカラオケ店に限られているようですが、感染経路の不明者が多く出ている中、接客をともなう店舗は、気をつけなければなりません。
 

4月5月に、自粛要請が出されたときから、さる山でも営業体制には、とにかく気を使って来ました。
酸素ルームの使用を停止したり、新規のお客様はお断りしたりと、あらゆることを想定して、目に見えない敵と戦っています。
 

報道を見ていて気になったのが、沖縄県で感染者が増えていることです。
沖縄の離島で働いていたことがあり、そこに居住していたので、島の医療体制がどんなものであるかを、私も知っています。
 

島内では大きな手術は出来ないので、特別な疾病や事故で手術が必要な場合は、ヘリで本島まで救急搬送されるのですが、天候悪化によってはヘリが飛ばない場合もあります。
 

そういう状況を島で働く人達もよく分かっているので、コロナが広がり始め、自粛要請が出される前(その頃、沖縄にはコロナの感染が無かった)に、ダイビングショップを運営する知人は、いち早く、お客様の来島を控えるようSNSやHPなどで呼びかけ、予約を全て受付中止にしていました。
 

知人のSNSを見ると、シーズンになるとショップを訪れるお客様からの返信は、自らも外出を控え、また再開したときを楽しみにしています、という声がぞくぞくと上がっていました。
 

こうした店側や島全体での取り組みにより、今も島内での感染者は1人も出ていないようです。
お客様からの理解を得るには、それまでの信頼関係も必要だなって、知人のSNSを見ていて思いました。
  

私の弟も同じ島に住んでおり、今年の8月にこちらに来る予定でしたが、母が、このような状況で来たら、島に帰れなくなるからと伝え、東京にどうしても用事があった弟は、母の言葉により、「行かない」という決断が出来たと聞いています。
 

以前の記事にも書きましたが、迎える側と行く側の双方が、互いを思っての行動をとることにより、感染拡大を抑えることが出来るのだと思います。
 

さる山も感染防止を徹底し、今日も元気に営業します。
 

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