そらちゃんが、ある人のことを「育ちの良さを感じる。」と言いました。
どこにそれを感じたかと聞くと、『人の話を聞いて素直に応じる』ところからだとの答えが返ってきました。さらに、素直に話を聞けるのは、育ちが良いことで話を聞くべき人を自然に選べるからだとも。
「育ちの良さを感じる。」という言葉は、私の心に響き、「なるほどなぁ。」と考えさせられたのでした。
自己肯定感の現れ

『人の話を聞いて素直に応じる』には、自分にも話を聞くべき人にも信頼を寄せていて、相手を疑うということがないのだなと思ったのです。
そして、その相手を疑わない(話を聞くべき選べる)ということは、その人自身が家族(身内)から大切に育てられたという証なのだと気がつきました。
私はというと、誰に対しても、言われたことに素直に応じることがほとんどありません。(笑)
行動に現れてしまう
先日もこんなことがありました。
さる山の3人で食事に出かけたときのことです。
私が運転し、助手席に隊長が座り、道案内をしてくれていました。
隊長が、「こういう道が狭くて対向車がいない場合は、ライトをアッパーにする方が良い。」とアドバイスをしてくれたとき、私は直ぐに反応せず、そのまま車を走らせました。
すると、後ろの席のそらちゃんが、「ここで隊長のアドバイスに従わないのがりえちんだよね。私は直ぐにやると思う。」と言いました。
この時に、「育ちの良さを感じる。」という言葉が頭をよぎり、まさにこういうことかと思いました。今まで、隊長の言うことに従って良かったと思うことばかりなのに、すぐに従わないのです。
自分を貶めるつもりはありませんが、私自身、「育ちが良い」とは言えず、こういう些細なことでも行動に現れるものなのだなと思いました。

そして、素直に応じる人達のことを思い浮かべると、確かに育ちの良さが感じられたのです。「素直な人」は良い雰囲気を持っていて、人々を不快な気持ちにさせません。
「育ちの良さ」は素直さに繋がり、その素直さが人々を惹きつけ、良い人間関係を築いていくものだと思いました。
次回の算命学基礎理論ブートキャンプは、
3月30,31日(土・日)
5月5,6日(GW日・月)
6月29,30日(土・日)