※私(さとう)が、新型コロナウィルスに感染した経緯は、こちらの記事にあります。
『PCR検査、陰性でした。』
『9月2日から営業再開します』
夫が新型コロナウィルスに感染し、濃厚接触者となって数日後に、私は夢を見ました。
私の家に人が訪ねてきて、何故か一緒に仕事をしているのです。お互い、マスクをしているのですが、私は、「ハッ!」と気づき、大慌てでその人物に対して、「ごめんなさい!私、コロナの濃厚接触者なんです!」と頭を何度も下げて謝っているのです。
実は、同じ様な夢を2度も見て、目が覚めたときには、心底ホッとしました。
それで、自分がコロナにかかる恐怖より、人に感染させてしまう恐怖の方が強かったのだと分かったのでした。

夫が感染してから、私はコロナに関して調べまくっていました。

濃厚接触者とは、発症した人と、発症の二日前から、マスクなしで、1m以内の距離で15分以上の会話なり会食をした人を言い、お互いに感染予防をしていれば、濃厚接触者からは外れるそうです。
(神奈川県真型コロナウィルス感染症対策ポータル)
感染期間は、発症の二日前から発症後10日までで、それ以降を過ぎると感染例は極めて低い(発症を認めなかった)という国立感染症研究所がまとめた資料を読みました。
(発症からの感染可能期間と再陽性症例における感染性・二次感染リスクに関するエビデンスのまとめ)
自分が発症してからは、体調が急変したときの対処法や、パルスオキシメーターで計測する酸素飽和度が何パーセントになったら救急車を呼ぶべきかなども調べました。(これは、各自治体によって違いがあるようですが、現在の医療提供体制「神奈川モデル」では93%を下回った場合となっています。(自治体のHPなどで確認してください。))
(医療提供体制「神奈川モデル」)
さて、記事をお読み下さっている方の中には、「ワクチン接種はしていたのだろうか。」と、思われる方もいるでしょう。
夫も私も、感染した翌週に、ワクチン接種の予約を入れていて、まだ打っていませんでした。予約はキャンセルすることになりましたが、体調が万全となったら、再度、予約をして接種する予定でいます。
隊長が言っていましたが、かなり、予約が取りづらくなっているようです。
酸素濃縮機を使用
入院施設の満床によって、いざとなっても入院できないという状況もあるようですが、実は、さる山では、隊長が感染に備えて、酸素濃縮機を購入していました。
さる山には酸素ルームがあり、その強化のために以前から酸素濃縮器が欲しいと常々言っていて、こういうご時世なので、やっぱり買っておこうとなった訳です。(隊長は、危機的な状況下では、ホントに頼りになります。)
健康体である場合、パルスオキシメーターを使用した時の酸素飽和度は、標準値が96~99%(機器により誤差があるそうです)であり、90%未満になると呼吸不全の状態で、それが長期に亘ると、心臓や脳など重要な臓器が、障害を起こすことになるそうです。
(一般社団法人日本呼吸器学会「よくわかるパルスオキシメータ」)
テレビのニュースなどで、多くの新型コロナウィルスの患者さんが息苦しさを訴え、場合によっては、人工呼吸器を必要としているというのは見聞きしていましたが、自分が感染したことにより、その息苦しさを自ら体験することになりました。
呼吸は出来ているものの、肺の奥まで空気が届いていかないのを実感し、呼吸は常に早く、日に日に酸素飽和度が低下していきました。
自分だけでなく、夫も同じ様な状態だったので、精神的な辛さも重なりました。私たち夫婦は、軽症者の部類に区分けされましたが、軽症とはいえ、その辛さは今まで味わったことのないものでした。
家庭内感染が増えているようですが、全員に症状があった場合は、本当に大変だと思います。

そらちゃんや隊長はもちろん、それ以外に、看護師の資格を持つ友人からも、毎日のように様子を伺うメールが届き、「我慢しないこと!助けて!って声をあげること!水分をしっかり摂ること!」と、再三言われていました。この「助けて!」という声が届かないことで、失われる命もあるのでしょう。
感染して9日目の明け方、酸素飽和度が一瞬90%まで下がり、その時は、「ギョッ!」として、救急車を呼ぼうかどうしようか迷いましたが、少し経つと94%まで上がったので、様子を見ることにしました。
その後は、93%~94%の間を行ったり来たりしていました。
そして、その日の朝、毎朝の体調チェックで私の酸素飽和度を知ったそらちゃんが、朝早く、電話で隊長をたたき起こして、町田の店舗から酸素濃縮機を、私の自宅マンションに届けてくれたのです。
どこかで私は、「寝ていれば良くなるんじゃ無いか・・・」と思っていたのですが、時と共に酸素飽和度が徐々に下がっていくのを見て、「ヤバイかも・・・」と思い始めた矢先のことでした。
そらちゃんにたたき起こされ、不機嫌だった隊長も、後になって「あのときのそらまめさんの判断は正しかったと思う。」と言っていたそうで、私もそらちゃんも、あのときが病状の境目だったのではないかと話しました。(電話で)
酸素濃縮器は、酸素中毒の虞もある為、本来は、医療従事者の判断のもとで使用するべきですが、今は平時ではなく、色々待っていたら死ぬ世界です(そもそも、入院もホテル療養もできない)。酸素中毒にならない様、使用頻度と濃度に気をつけながら、二日間使用した後、呼吸が急に楽になりました。
そらちゃんと隊長には、感謝しかありません。
夫が感染し、濃厚接触者となって家から出られなくなった時にも、食料や飲料水、栄養ドリンク(結構高いヤツ)、熱さまシートなどを、真っ先に届けてくれました。
また、食料を届けてくれた友人にも、とても感謝しています。あれもこれもとメールで欲しいものを伝えると、「お安い御用で!」と言って、直ぐに買い出しに出かけてくれたのです。
そらまめ解説
町田のお店には酸素ルームがあり、本当はそれに入るのが一番良いのですが、お店が汚染されることや、私たちもお店に入れなくなることを考えると、それは最終手段です。
なので、その前段階として、酸素濃縮器を佐藤の家に運び込みましたが、それで回復してよかったです。
その日は、ブートキャンプでした。始まれば終わる(予定では20時頃)迄は動けず、どうしようかと迷ったのですが、その朝はあまりに電話で聞く佐藤の声が弱々しかったので、ここで動かないと後々後悔することになるのではと思い、大急ぎで行動しました。(何とかブートキャンプにも間に合いました)
また、酸素濃縮器は、ある伝手で購入できたわけですが(数年前から検討していたので)、その会社は、現在一般には販売していないということで、すみませんがご紹介はできません。
ちなみに、酸素濃縮器は33万円(税込)でした。27キロもある、とても重い機械です。
その会社の社長によると、今、出回っている酸素濃縮器には偽物も多いそうです。確かに、機械から出ている気体が本当に酸素なのか、ただの空気なのか、専門的な機械がなければ判断できないと思います。さる山には酸素ルームを導入した時に購入した空気中の酸素濃度測定器(4万円くらい)もあるので測定できるのですが、もし購入を検討される方は、偽物に気をつけて下さい。
酸素を吸い始めた翌日には、佐藤の声がずいぶんしっかりしているのを聞いて、一日でここまで回復するのかと驚きました。いずれも、安いものではないかも知れませんが、命を考えれば、決して高くはなかったと思います。
さる山で購入したものは、一度に3人分くらいの酸素を供給できるので、出てきた酸素を分岐できるようにいろいろ工夫をして、いざとなれば複数人でも使えるように準備しました。
これから、誰にも頼れない、自分の身は自分で守らねばならない時代が到来しそうだと感じていますので、私たちはいろいろ準備しています。
日に日に体力が奪われ、精神的にもやられる
今回、私は新型コロナウィルスに感染し、身をもってその辛さを体験したわけですが、私の感想は、「これは、老人は危険だな。」の一言です。
体力的に老人には、耐えられない場合があるのもうなずけると思いました。
ということは、テレビでも報道されているように、基礎疾患を持っている人たちも、体力が持たないことがあるのではないかと容易に想像がつきます。
療養期間中の私の病状は、13日の朝に、激しい頭痛と眼痛に襲われ、強い倦怠感もあり、熱を計ると36.8℃でした。ですが、毎朝の平熱は、35.5℃なので、私にとっては、平熱とはいい難く、辛い朝をむかえ、「とうとう、うつったか…。」と思いました。
しかし、先日ブログでお伝えしたとおり、病院でのPCR検査は陰性でした。
発症後、二日目には食欲が無くなり、強い倦怠感が続いたことで、日に日に体力が奪われていくのを感じました。頭痛や眼痛の他にも、強く出ていた症状が背中の痛みです。熱で節々や腰が痛むのとは違い、臓器に影響があるのでは無いかと思う痛みで、丁度、腎臓がある辺りでした。(あまりの痛さに、隊長に湿布もお願いした。)
これは、夫も同じことを言っており、保健所の人にも背中の痛みを訴えていましたが、薬を飲むように言われただけでした。
夫も私も、医者から処方された薬は、解熱鎮痛剤のカロナールだけで、治療薬といったものは、処方されませんでした。(処方される薬は、病状にもよると思います。)
発症後の夫の熱は、40℃近くまで上がり、薬(カロナール)を飲んで熱を下げ、薬の効果が無くなるとまた熱が上がるということを繰り返しながら、徐々に下がって行きました。(夫も呼吸がかなり乱れていました。)その間、私は37℃~38℃を行ったり来たりし、激しい頭痛と背中の痛みに耐えきれず、私もまた、カロナールを服用したのですが、その時は、痛みが治まらず、「ええい!」と思って漢方由来の市販の風邪薬を飲んでみました。(発症から3日目のことです。)
すると、痛みが消え、「治ったか?」と思うくらい快調だったので、家で仕事をし始めました。しかし、ただ薬が効いていただけで、夜中にはまた辛い身体に戻り、呼吸の乱れが出始めました。
病院での2度目のPCR検査を受けたときの話です(8月18日)。1週間も体調が良くならない私は、精神的に参っていました。私は、車の外で問診をする先生に、懇願するように尋ねました。
佐藤 「先生、病気ってどうしたら治るんでしたっけ?」
先生 「待つしかありません。」
私はうなだれるように下を向き、泣きたい気持ちになりました。今、思えば、夫婦して具合が悪いため、肉体的にも精神的にもキツかったのだと思います。
そして翌日、PCR検査で陽性判定が出たと知らされたのでした。
精神的な支えと、ありがたいアドバイス
このとき、私を励まし、精神的な辛さを緩和してくれたのが、看護師の資格を持つ友人のちゃこちゃんでした。
ちゃこ 「パパも辛いはず。でも今は、自分自身が良くなることだけを考えて、我慢せずに、『助けて!』って声を上げること、自分の身は自分で守ること。水分と食事はしっかり摂ること。」
と、毎日、メールで呼びかけてくれたのです。それが、私の心の支えになっていました。そして、「ビタミンB1を摂るように」というアドバイスを受け、ビタミンBを多く含む食材をネットで検索し、意識的に摂るようにしました。
こういった情報は、本当にありがたいです。(こういうアドバイスを医師や保健所がしてくれるとありがたいのですが、忙しすぎて手が回らないのでしょう。)
※ビタミンB群は、体内でエネルギーを生成するための大切な栄養素で、不足すると元気がなくなり、疲れやすくなると言われています。その中でもビタミンB1は、糖質をエネルギーに変え、その欠乏が続くと、記憶障害を起こすことがあるそうです。
熱が下がったときだけ、食欲が沸くので、食欲が沸いた時には、なるべく多くの食材を摂るように心がけました。それでも、肉や魚はまったく受け付けず、ゼリーや果物、おかゆ、梅干しやおかかなどを摂ることが多かったです。(何故か、納豆巻きを欲したのですが、調べたら、納豆にはビタミンBが含まれていました。)
こうして、多くの人達の支えがあったお陰で、私は生還した(大げさ)のですが、回復の兆しが見えてきた頃、私の身体に異変が起きたのです。
新型コロナウィルスに感染したときに用意しておくと良い物
前の記事から少し話が逸れますが、夫が、陽性判定を受けたとき、夫の知人に新型コロナウィルスに罹患した方がいて、夫は、その方から色々と教えてもらっていました。
① 飲み物や食べ物は、紙コップとストロー、紙皿など、使い捨てのものを使用し、感染者とのゴミを分けること。(ゴミを分けるのは、保健所の方からも言われました。)
② そして、タオルは、自分専用のタオルを使用すること。
③ 味覚が無くなるのを防ぐために、サプリメントの『亜鉛』を摂っておくこと。
④ 水分は、常に摂取すること。
だったそうです。
この4つの中で、1つだけ後から聞いた話があり、「それ、早く言ってよ~。」と夫に文句を言うことになります。
それにより(夫のせいではありませんが)、私の身体に異変が起きたのです。
味がしない!匂いがまったくしない!
8月23日(月)の朝のことです。発症後は、コーヒーが飲めなかったのですが、その日の朝は、アイスコーヒーが飲みたくなり、冷蔵庫で冷やしていたアイスコーヒーに牛乳を入れて一口飲んだのです。
さとう 「ん?時間が経ちすぎて、味が落ちちゃったのかな?」
と、アイスコーヒーの味がなく、まったく美味しくなかったのです。それから、パンも食べられるような気がしたので、パンを焼いて、キャベツの千切りとウィンナーを乗せて、ケチャップをかけてパクリと食べました。
さとう 「ん?パンの味もウィンナーの味もしないぞ?」
パンを食べてようやく味覚がなくなっていることに気づいたのです。
後から目を覚まして、台所にやってきた夫が、
夫 「パンの焼ける良い匂い。」
と言い、パンの香ばしい匂いもしないことにも気づき、咄嗟に私は、冷蔵庫を開けて、顔を突っ込んで匂いを嗅ぎました。
さとう「臭覚も無い!味覚も無い!マジか・・・。」
絶不調の時には、味覚も臭覚もあったので、その後、回復に向かっている途中で、このような症状が現れるなんて思っても見ませんでした。
味覚がまったく無い、という訳ではありません。
塩っ気、甘み、辛み、炭酸のシュワシュワ感は、ありました。無いのは、『旨味』です。出汁の味とか、繊細な味加減が分からないのです。
塩気が強ければ、塩の味だけ、甘みが強ければ甘みだけ、といった具合です。
こうなると、別な意味で食欲を無くしていきます。それでも、体力を付けるためには食べなければなりません。
外出許可が出た日には、ちゃこちゃんのアドバイスにより、ビタミンB1を多く含む食材の買い出しに直ぐに出かけました。豚肉などは多く含んでいますが、肉を想像しただけでゲンナリだし、その他、大豆、鰹節、豆乳、たらこ、紅鮭などがあったので、豆腐や豆乳を買い込みました。(たらこも紅鮭も買い置きがあった。)
鰹節やたらこは、おむすびにして食べ、大豆も良いということは、お味噌汁も身体に良いはずと、シジミのお味噌汁(友人に買い出ししてもらった。)を、摂るようにしていました。
そうそう。
私の味覚が無くなったことを知った夫が、
夫 「亜鉛のサプリメントを摂らないからだよ~。」
と言うのです。
さとう「聞いていないよ!もっと、早く言ってよ!」
と、少しだけ文句を言いました。
味覚障害を防ぐために、『亜鉛』が効果を発揮するそうです。
一日、1粒(小さなカプセル)と書かれていましたが、夫の知人には、コロナにかかったら、5粒飲んでも良いと言われたそうです。(その知人は、医療従事者だそう。)
それから私は、『亜鉛』のサプリメントを、毎朝、摂るようにしました。
味覚と臭覚を無くした4日目の朝、味覚が戻ったのを確認しましたが、臭覚の方は同時には戻らず、徐々にですが、戻り始めています。
コロナに感染してあって良かったもの、欲しかったもの
発症後、3日くらいは汗がまったく出なかったのですが、食事も摂りにくかったため、水分補給は必須です。
私の場合、お水やお茶は、あまり受け付けず、経口補水液が飲みやすくガブガブ飲んでいました。(美味しくはありませんが、口の中全体と身体に染み渡っていく感覚があります。)
4日目くらいからは、寝るたびに汗をかき、下着から寝間着までびっしょりで、一晩で4~5回は着替え、シーツも替えました。
洗濯するのも結構しんどかったので、下着の替えや寝間着(Tシャツとか)の替えも、10枚以上はあった方が良いです。
そして、食べ物は、果物を欲しました。
夫も私も頭に桃が浮かび、ネットで桃を注文しようと思ったのですが、到着まで数日かかるのを知り、桃のゼリーを注文しました。冷やして食べたら、とても美味しかったです。
友人に買い出しを頼んだときに、おまけだと言って梨が入っていました。
冷やして食べたら、これもまた美味しかったです。
水分を多く含んだ果物を、買っておくのもお勧めです。
ということで、私の経験上、コロナに感染し、用意しておくと良い物は、これらのものです。
① 経口補水液(アクエリアスとかポカリスエットも可)
② 熱が上がるので、熱冷まし用冷却シート
③ 背中や腰の痛みの緩和に湿布薬
④ 下着や寝間着などの替え(10枚以上)シーツの替え
⑤ 水分を多く含んだ果物
⑥ 味覚や臭覚を無くさないため『亜鉛』のサプリメント(上記「味がしない!匂いがまったくしない!」参照)
様々な検査方法
新型コロナウィルスの判定を受けるには、PCR検査を行いますが、8月8日に検査を受けた夫は、紹介された病院で、当日、その場で陽性の判定を受けました。咽頭拭い液を使用した検査で、インフルエンザの検査を受けるときと同じ要領の検査なので、その場で判定が出ます。(夫は、もの凄く痛かったと言っていました。)
一方、私は、唾液による検査法で、採取した唾液を検査にかけ、翌日結果が出るという方法でした。保健所では、脱脂綿を舌の下に5分ほど置いて、容器に入れて提出しました。2度目、3度目の病院での検査は、直接唾液を容器(1回目は2mm、2回目は何故か1mm)に入れて提出しました。(外的な痛みに弱い私なので、この検査方法を知り、ホッと胸をなで下ろしました。)
検査も、色々な方法があるのだと知りましたが、あまり必要の無い知識だと思われます。
神奈川県、及び、相模原市の新型コロナウィルスへの対策と支援
今回、コロナに感染したことで、神奈川県や相模原市の自治体が、どのような取り組みをしているのかについても、知ることが出来ました。
夫が陽性の判定を受けた翌日に、市の保健所から聞き取り調査が入りました。聞かれた内容は、だいたい以下の通りです。
① どのような症状か
② どこで、いつ頃、感染したと思われるか
③ 感染の二日前から長時間、一緒にいた人物は誰か、そして、どのような状態で接触していたか(濃厚接触者の判定)
④ 配偶者である私が濃厚接触者と判定され、職業柄(整体師である。)、PCR検査を受けた方が良いだろうと告げられ、11日に検査を受けることに
⑤ 今後、完治までの間、LINEで朝の体温とパルスオキシメーター(パルスオキシメーターは自治体から送られてくる。)による酸素飽和度の数値を送るよう指示される(スマホやLINEを使用しない人は、保健所から毎朝、確認の電話が入る。)
担当の職員さんは女性で、夫の話を親身になって聞いてくれていました。夫が不安に思うことや、困ったことが無いかなど、妻である私以上に話を聞いてくれました。(夫も少し嬉しそう。)
自治体からの連絡があった翌日に宅急便が届きます。インターフォン越しに、「荷物はドアの所に置いておいてください。」と配達の方に伝え、配達人の方がいなくなるのを確認して、荷物を受け取りました。
それは、神奈川県からの支援物資でした。
段ボールを開けると、その中には、トイレットペーパー、ティッシュ、パック飯(25パック)、インスタント味噌汁(10袋入りが2つ)、レトルトカレー2袋、緑茶のティーパック(1箱)、野菜ジュース3缶、菓子パン(5個くらい)などが入っていました。


その後、自宅療養期間中は毎日、冷凍食品が3品ずつ送られてきました。10種類の惣菜が入ったもの、スパゲティ、豚丼や天津飯などの具材です。
毎日、届けてくれるのは、とてもありがたいのですが、食欲が無く、食べきれずに冷凍庫がパンパンになり(他の食材もあったため)、療養期間が終わる3日前くらいに、もう届けなくていいという連絡をしましたが、既に手配済みであり、止められないと言われました。
(私が陽性判定を受けたときには、あらかじめ支援はいらないと届け出を出しました。)
夫は、自宅療養期間が終わる3日前くらいから熱が下がり、少しずつ動けるようになっていきました。療養期間が終わる当日に、保健所から電話が入り、LINEによる病状報告と本人から体調の聞き取りをし、「それでは、本日で自宅療養期間は終わりです。今後、体調に変化があった時には、かかりつけ医に直接、診てもらってください。」と言われ、保健所の管轄から外れました。

私の時にも、夫と同じ様な経緯を辿り、8月25日(水)で自宅療養期間を終えました。
少しでも早く体力を戻そうと、早速、散歩に出かけたのですが、散歩中のお年寄りより歩くのが遅く、息切れを起こしていました。ちょっと焦りました。(笑)
今も爆発的な勢いで感染が広がっています。
夫が陽性の判定を受けて以来、保健所と様々なやりとりをしましたが、保健所もアップアップなのが、如実に伝わってきました。
みなさん、どうか新型コロナウイルスに感染しないようお気を付け下さい。
そして、感染予防も感染後も、自分の身は自分でしっかり守ってくださいね。
以上です!
少しでもお役に立てたら、嬉しいです。(感染しないことが、何よりですが。)
次回の算命学基礎理論ブートキャンプは
2021年9月19,20日(日月)です。
詳しくはこちらをご覧下さい。
栃木のちゃこ
無事に回復して良かったね。
経過を聞きながら、誰が診断しているんだ⁉︎こんな状態でも軽症レベルで自宅療養しなくてはいけないなんて、状態を聞けば聞くほど不安が増すばかり。
心配だけしか出来なくて、もどかしい気持ちもありましたが、身近で暖かい方々が支えてくれたこと…何よりです。
私も私なりに感染対策しながら頑張るよ。
シワやシミが増えて会ってもわからなくなる前に世の中の状況が落ち着いて、ゆっくり会えるといいな。
さとう 投稿者
辛い気持ちを受け止めて、そして応えてくれて、辛さが本当に和らぎました!
ありがとう!
いつも心配ばかりかけてしまっています。
もっと強くならないといかんと思いました。
お互い、会っても分からないくらいとか、怖いよ!(笑)
早く世の中が、落ち着くよう、私も祈っています。
コメント、ありがとうございます^^
清水星良(せいら)
回復され、本当に良かったです。
濃厚接触者になったというブログを読んでから、ずっと心配しておりました。
隊長と進藤さんのご判断は間違い無かったと思います。お二人が側にいてくださって、本当に心強いですね。
大病の後ですから、まだ倦怠感も残っているかと思います。そんな中、体験記を書いて下さりありがとうございました。
さとう 投稿者
お気遣い、ありがとうございます。
二人には、いつも助けてもらってばかりです。
少しでも皆に還元できればと思っています。
せいらさんも、くれぐれも気をつけてくださいね。
コメント、ありがとうございました。
わかち
お久しぶりです
私の想像よりもはるかに辛いのでしょうね
回復して良かったです
体験したことを発信してくれたことに感謝です
改めて怖いことだと伝わりました
しっかりと対策していこうと思います
コロナもですが、自分の体調が良くなった時には
施術に伺いますね(まだ電車に乗れないんです)
さとう 投稿者
わかちさん、お久しぶりです。
佐藤です。
はい、年配者や基礎疾患を持っている人にとっては、
大変な病気だと身を以て知りました。
わかちさんも、くれぐれもお気を付けくださいね。
ブログ拝見しています。
お体、くれぐれもご自愛ください。
また、お目にかかれるのを、楽しみにしています。