数日前、ツイッターである人がつぶやいていた
“某所で「本当に人をダメにしたいなら悪いちょっかいを出したり噂を流すのではなく、間違った行いをしても”あなたは悪くない。悪いのは貴方を理解しない周りの方”と常に対象の人を肯定し続けること」みたいな文を読んで震えてる”
というツイートを見て、「そう、そうなんだよ!」と思ったので、それについて書いてみます。
「いつも肯定マン」、現る
今、困難な状況に置かれている人は、普段の無意識の習慣がその状況を作り出しているので、例え目の前の問題が取り除かれたとしても、習慣を変えないと、その同じ状況が再びやってくることになります。
でも、長年身につけてきた習慣を変えるというのは、けっこうしんどいことです。
がんばらないとできません。
今までだって、それでなんとかなってきたのだから、これからもなんとかなるんじゃないかと、
目の前の問題が取り除かれた途端に、できればやりたくない気持ちが持ち上がります。
その時に、一人でも『そのままで良いよ』『相手が変なんだよ』と、自分を肯定する人がいたら、その人に従いたくなるものです。
今、がんばって何かを超える必要があるのに、自分では責任を取りたくないというタイプの人の前に必ず現れ、まるでその人を試すかのように無責任に受容し、先に進ませないようにするのが、この『肯定する人』です。
否定ばかりされても萎縮してしまうのですが、いつも自分を肯定してくれる人というのは、それ以上に怖いものです。
相手に対して無責任なので、いつもいつも肯定できるのだし、それを聞く人も、自分の人生に対して無責任だから、その言葉に従うのです。
責任は自分で負う
何か決断をする必要があるときは、自分で責任を持って一人で決断してください。
自分で答えが出せないときは、たくさんの人に相談せず、信頼できる人を『自分の責任で』選んで、その人の言葉だけを聞く覚悟を決めてください。
くれぐれも、『信頼できる人』というのは、いつも自分を肯定する人ではあり得ませんよ。
2014年10月13日