なぜ、気にならなくなったら人から言われなくなるのか

イベントの時、あるお客様に

そら 「人から言われてカチンとくることは、自分が気にしているから言われるんです。気にならなくなったら、人からも言われなくなりますよ。」

とお伝えしたら、

お客様 「どうしてですか?」

と聞かれ、お返事につまりました。すると、

お客様 「引き寄せの法則みたいなことですか?」

とおっしゃるので、

そら 「まぁ、そんな感じですね」

と、うやむやな感じでその場が終わってしまったのですが、改めてここで説明してみようと思います。
 

お返事につまったのは、『イベント会場のこの場で手短に話して、ちゃんと理解されるだろうか。意味は通じず、ただ誤解され、怪しげだと思われて終わるだけかもしれない。』と、思ったからです。
 

ライングリーン
 

さて、本題。
 

『なぜ、気にしていることが気にならなくなったら、人から言われなくなるのか』

私たちは、自分のことは、ただ自分だと思っていますが、実は、今の自分と、本当の自分(本質)の二本立てで成り立っています。

今の自分と本当の自分を隔てているのは、あらゆる観念や思い込みなどです。

本当の自分は、今の自分に、本質に還ってきて欲しいとメッセージを送り続けていますが、その声はとても小さく、今の自分は、なかなかそれに気づく事はできません。

でも、還ってきて欲しいので、ヒントとなる出来事を起こして、それを見せようとします。
 

つまり、自分の周りに起きて来る出来事には、自分が本質に戻るための、ヒントが満載ということです。

よって、人から度々言われてカチンとくることは、『そこになにか要らない要素があるので気付きなさいよ』というヒントである場合が多い。というか、ほぼそう。
 

なので、その要らない要素(観念や思い込み)に気付いて、それを自分の心の中から取り除くことが出来たら、それは起きなくなります。

それについてのヒントを与える必要がなくなるからです。
 

あと、自分にダメージを与え続ける人がいたとして、その人から与えられるものをダメージと感じなくなった途端にその人がいなくなったりするのも、ヒントを与える必要がなくなったからです。
 

ライングリーン
 

人から言われたことにカチンとくるのには、観念が絡んでいます。
 

例えば、『嘘をついてはいけない』という観念のある人が、嘘つき呼ばわりされると、カチンと来て、必死でその場を取り繕おうとしたり、それを言った相手のことを嫌ったりします。

しかし、『嘘をついてはいけない』という観念がなく、『人間関係を円滑にするためには、多少の嘘はやむを得ないよなぁ』と自覚的に思っている人であれば、嘘つき呼ばわりされても、「そうなんだよ、嘘ついたんだよね」だけで、傷つく事も相手を責める事もなく終わるのです。
 

2019年06月17日

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