情報の整理の仕方

問題はひとつに見えても、いろいろなことが複合しています。
それらを一度に考えようとすると、混乱してどうしたらいいのか解らなくなります。
よく分からないことには、人はやみくもな不安を抱きます。
不安なままに何かを決断したところで、それが真っ当な決断になるわけがありません。

そういうときに、この方法で情報を整理してみてください。
仕事が忙しすぎて混乱したときに発見し、以来よくやってずいぶん助けられた、整理の仕方です。
仕事だけでなく、いろいろなところで使えました。
不安感がなくなるだけでも、解決にぐっと近づきます。
 

やり方

まず、問題の要素を細分化して、リストアップしていきます。

リストを見ながら、

  1. 事実ではないこと。(ただの想像。例:『嫌われたのではないか』『悪いことが起きそう』など。)
  2. 簡単に解決できること。(例:支払い、郵便物を出す、連絡を取る、簡単な作業など)
  3. すぐには解決できないこと。

に分けて行きます。
 

1.は無視します。
2.はできることから片付けて行きます。
すると、残った3.のみが、解決策を考える必要があったり、超えるチャレンジが必要なことです。
 

このように細分化して見ていくと、本当にやることって、ほんの1つか2つのわずかのことだけ。
そして、こうなってみるとそれほど難しいことではなかったりします。
 

情報の整理ができないと、やみくもに悩んだりして、余計な苦労を背負い込みますし、解決のための良いアイデアも出てきません。
混乱したまま突進すると、もれなく玉砕します。

混乱したときは、情報を整理して、スッキリした頭で解決策を考えてみてくださいね。
 

2015年6月3日