プライドと自尊心

本質はなかなか自力で辿り着くことは難しいですが、算命学はちゃんと学べば、そこを底上げするための『公式』のようなものだとつくづく思います。

さて、原典算命学体系を読んでいて「なるほど!」と思ったことがあります。

私はずっと、『プライド』と『自尊心』の違いがよく分からなかったのです。

『プライド』は後天的に身についたもので、あまりに強いと自分自身の心も蝕むし、周りも迷惑します。

でも、『自尊心』は元々持っているもので、なくしてはいけないというか、なくなりはしないもののように思えます。

何が違うんだろう・・・と思っていました。

そらまめ

『プライド』は『自尊心』の陰転した(短所として出た)形であり、自尊心が陽転する(長所として出る)と、自分へのしっかりとした信頼感と自信があるために、謙虚に振る舞うことが平気でできるようになり、目的のためには自分を低く見せたり、自分よりできの悪い上司に心から仕えたり出来るようになるということでした。

なるほど、そういうことか~~~!

そらまめ

で、プライドの陽転のさせ方ですが(そのやり方は分かる)、プライドが高いことを認めた上で、『自分褒め』をします。

どんなときにも自分の味方でいることを決心して、どんなときにも自分を肯定するのです。
例え、世間的には「そんなんじゃダメ」などと否定されたとしても、心の中では「そんなところが私のカワイイところなんだよねー」と、自分にOKを出していきます。

この自分への肯定感が、自分への信頼感や自信へとつながり、次第に人からどう見られるかなど関係なくなります。
そうして、目的に対して揺らぐことなく真っ直ぐに進むことが出来るようになるのです。
 

2013年5月21日