弱みじゃない

否定すればそれは「欠点」になる

観念があると、観念に従って良い悪いで判断してしまうので、指摘されることを『悪いこと』と判断しがちです。
 

例えばどうしても嘘をついてしまうという人が『嘘をついてはいけない』という観念を持っていたとしたら、そこを『自分の悪いところ』だと、内心思っています。

自分が自分を責めているので、もし人から「嘘が上手だね」と褒められたとしても、イヤミを言われたように捉えてしまうんです。
 

そらまめイラスト


自分が自分の性質を否定している限り、それは欠点になりますが、肯定すると長所になります
 

もしも『嘘つき』という性質を持った人が、嘘をつくことを肯定できて、自分が嘘つきだということを認めることができたら、そこからその人は、『嘘つき』という性質を、長所という道具として使うことを選択できるようになります。

つまり、人を楽しませるようなホラを吹いて人気者になったり、上手に方便を使って、目的に向けて物事がうまく回るように仕向けたりできるようになるのです。
 

「弱み」は「強み」に変えられる

つまり、弱みと思っていることは、実は強みの予備軍だったりもするのです。

自分が握りしめている、これは良いこと、悪いことと2つに分ける判断が、自分の性質を強みと弱みに分けます。
 

良い悪いの判断がなくなり、全ての性質を受け入れたなら、強みばかりになるので、なんだか存在感も増し、自信に溢れるようになります。


なので、人から何か指摘されたときは、『弱みを指摘された』ではなく、『長所にできる部分を教えてもらえた』と思ってみると、より受け止めやすくなるかも知れません。
 

2015年02月25日

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