タイミングが読めるって?
私の才能のひとつに、『タイミングを読む』というのがあります。
20代半ばから開花していたので、今まで、一番使ってきた才能と言っても良いかも知れません。
『タイミングを読む』ってどういうことかというと、「今、これをやるとき」とか、「これをやるのはもう終わり」とか、「これから変化していくのだなぁ」とか、「このことから何を学ぶのか」というのが分かるということです。
その感覚に従って、いろいろな仕事をしてきたり、ガラッと環境を変えたりしてきたわけです。
人に対しても使えるので、カウンセリングでも活用しています。
学び終わったから
例えば、20代最後から30代前半にかけて一生懸命自営でやってきたデザインの仕事。
これはすごく儲かっていたし、やりがいもあったし、人からも喜ばれたし、やっている私も面白かった。
でも、ある日、「あ、これ、もう終わりだ」と思って、辞める事にしました。
もちろん、飽きたわけではありません。
全盛期だったので、周りの人は驚いたのではないかと思います。
どうして『終わり』が来るかというと、『そこからの学びが終わる』からです。
仕事でも、結婚生活でも、誰かとの関係でも、何かがあれば、そのことから学ぶことはいろいろあります。
それを学び終わると、それをやっていても意味がなくなるので、「はい、次の学びに移りましょう」となるわけです。
デザインの仕事からは、
『営業をして仕事を得る』
『仕事を守るためにはちゃんと怒ることが必要』
『一人でできる範囲や、体の限界を知る』
『集中力との付き合い方』
『仕事においては、いい人材の確保が最も難しく、大事』
などを学びました。
また、何かを変化させるためにそれをやっているということもあって、変化が終わったので役目が『終わる』ということもあります。
執着に惑わされることもない
この、『タイミングを読む』という才能、振り返っていろいろ眺めると、かなり役に立っていたと思います。
なぜなら、何かを終わらせるタイミングが来たとしても、人は変化を恐れるものなので、それに執着しがちだからです。
まぁ、そのまま続けたとしても、混乱や苦悩の中で別の学びをすることになるのですが、時間も余計にかかるし自分も苦しいわけです。
執着さえ持っていなければ、流れが示す効率的な道に従って、ラクに進めるのです。
算命学的にも・・・!
さて、私が30代前半に全盛のうちに手放したデザインの仕事。
その後さとうや隊長と話していて、ビックリなことがありました。
大運天冲殺という20年間に渡る天沖殺がありますが、その天沖殺は駆け上がったりずり下がったりして、範囲が広がることがあります。
どうやら私がデザインの仕事をしていた頃、すでに大運天冲殺に入っていました。
大運天冲殺の期間内に、陽転をし、実力以上のすごい広がりを見せることがあるのです。(ないこともある)
おそらく、デザインの仕事をしていたときは、実力以上に時代が味方してくれたのを感じていましたから、大運天冲殺の陽転現象だったようです。
で、その大運天冲殺の陽転は、終わらせる時がとても難しいようです。
すごい広がりを見せているときに終わりの時期が来たりするので、仕事に執着があるとできないのです。
私の場合は、時代が味方してくれていると思っていたので、時代の潮目が変わったときに手を引こうと感じたと思います。
その、大運天冲殺の陽転、終わらせ損なうと、その後が大変なことになるらしい。
これは、さとうが算命学を勉強し始めてから現実にそういう人を見たことがあり、話に聞いただけでも恐ろしかったです。
というわけで、私が仕事を終わらせたのは算命学的に見てもそういうタイミングだったようで、「あの時、自分の感覚に従っていて良かった~」と、胸をなで下ろしたのでした。
2015年06月24日