メッセージについて

自分の周りに存在するメッセージ

自然からのメッセージ

メッセージを送っているのは、法則です。

あらゆるものは、法則の通りに動いています。

例えば、川の流れひとつを見ていても、水は高いところから低いところに流れる、という法則を、受け取れたりするわけです。

 

また、物事は法則の通りに動いていますから、法則に反したものは、不自然さとして浮かび上がってきます。

植物も動物も、本能に従って生きています。
その限りにおいては、特に不自然なことにはなりません。

 

法則を乱す要因は、人の『思い』のみです。 
 

まめ4

起きてくる出来事を見て「何か不自然だ」と違和感を感じるときは、そのギャップに注目することで、そこに存在する法則に反している思いを見つけることができます。
 

つまり、自然現象は法則を知るためのメッセージですし、違和感やギャップも、外れていることを知るためのメッセージなのです。

 

「本当の私」から送られるメッセージ

また、もう一つ別のタイプのメッセージも送られています。

 
 

私たちには『本当の自分』という、もうひとりの自分がいます。

(もうひとりと書きましたが、そう感じるだけで、本当は自分自身です。)

 

この、本当の自分は、他の全てと根っ子がつながっています。

私は子供の頃から『本当のことが知りたい』『核の部分に到達したい』という思いを抱いていたのですが、これはこの、全てとつながっている根っ子の部分のことだったのだと、本当の自分と一体化してから理解しました。

(一体化してしまえば、本当の自分は別人という感じがしなくなります。)

私たちが自分の中から不自然な思いを消して、本当の自分の思いだけで生きることができれば、法則に則って生きられるようになります。
 

なので、本当の自分は、私たちに不自然な思い(観念)を無くして本当の自分の意識で生きてもらうために、いろいろなメッセージを送り続けています。

 

個人的なメッセージの受け取り方 (直接バージョン)

頭の中を静かにさせると メッセージに気が付く

個人的なメッセージは、思考や体感という形で、日常的にもたらされています。

 
 

全員、このメッセージを当たり前に受け取っているのですが(何しろ自分なので)、この声はとても小さいのです。相当気をつけていなければ、受け取れないほどの小ささです。

 
 

観念があると、頭は勝手におしゃべりをします。

この、頭のおしゃべりは、とても声が大きいです。

なので、頭がおしゃべりをし続けていると、本当に大事な小さな声を拾い上げることが難しいのです。
 

まめ1

 

でも、頭が全くおしゃべりをしなくなると、その小さな声が、普通に拾い上げられるようになります。

これが、私が時々記事に書いている、『メッセージ』です。

 

観念の掃除をして、頭のおしゃべりをなくし、自力でメッセージが受け取れるようになると、後はそれに従っていれば、自動的に本当の自分との一体化ができるようになっていきます。

 
 

あとは行動あるのみ

ただ、メッセージを受け取る事ができても、それを実行するのは、あくまで自分ですので、行動力が必要となります。

中には「今まで逃げてきたあれに立ち向かえ」というようなものも来ます。

でも、メッセージで来ることは、頑張れば超えられるんです。

何しろ、メッセージを送っているのは自分自身で、自分のことをよく分かっているため、タイミングを外しません。

 

今まではできなかったとしても、このタイミングなら頑張れば超えられるのだと思って、向き合って欲しいと思います。

 

注意なのですが、特別な存在でありたいと強く思っていると、耳に直接声が聞こえて来るようなことがありますが、それは、無視して下さい。

そういう声は、8割方まともなことを言いますが、そうやって信用させて妙なところに連れて行こうとされます。

聞いても良いのは、思い出すように自分の中から湧いてくる思いのみです。

 

また、これも特別な存在でありたいと思っている人にありがちなのですが、メッセージは自分の為に来るものなので、自分が実行せずに、それを天からの啓示だと言って世間に公開すると、間違います。

 

間接的なメッセージの受け取り方 (間接バージョン)

それでもやっぱり難しい

メッセージを直接受け取るには、頭を静かにさせる必要がありますが、頭を静かにできる人ばかりではありません。(というか、できる人の方がずっと少ない)

その場合、どうやって受け取ればいいのでしょうか。

 

本当の自分は、今の自分がメッセージを受け取ってくれなくても、へこたれません。

使えるアイテムを駆使して、あの手この手でなんとかして伝えようとしています。

 
 

あの手この手を使ってくれているのですから、メッセージの存在を知って、それを受け取ろうと意識をすれば、格段に受け取りやすくなると思います。

 

まず、注意して欲しいのは、『誤解かも知れないと思うほど微妙な、ちょっとした体感』です。

何かを見たとき、聞いたとき、「どうしてだか分からないけど、何だか気になる」ということはありませんか?

また、同じものを何度も見かけて「あれ?」と思うとか。

 

「あれ?」はアンテナの目印

そういった時は、その気になる『もの』にアンテナを立ててみて下さい。

アンテナって、車を買うと同じ車種の車をよく見るようになるとかいうヤツです。自分の車というアンテナが立ったため、目に入るようになったのです。

 

アンテナの立て方ですが、それについて強く思うか、目に付くところにメモをして下さい。

そして、アンテナを立てたら、一旦忘れて下さい。

答えを出そうと考えていると、頭が勝手に答えを見つけてきて、頭の出す答えは大抵間違っているからです。

 

アンテナを立てた状態で数日~数ヶ月過ごすうちに、ふと、「あ、こういうことか!」と気がついたりします。

アンテナを立てておけば、いつも意識しておかなくても大丈夫です。

これは、病院などで本を読んだりボーッとしていても、自分の名前を呼ばれた時には、ハッと気づけるのと同じ様な感覚です。

まめ2

 

答えは何でもいいように思えますが、そんな中でお腹の中から、「うん。これだ」と納得できるような答えがあったら、それがメッセージです。

 

答えが来ないときには、別に無視しておけばいいです。

 

感情のない涙も目印

また、何かを見聞きした時に、感情を伴わないのに、涙が出ることがあります。

そういう場合は、「それ、大事だから、忘れないように」というメッセージです。

 

私が人にお話をさせていただくとき、たくさんの方が、この感情を伴わない涙を流して不思議に思われます。

それは、本当のその人が、その人に対して「その言葉大事!」と気づかせようとしているのですが、同時に、私が涙の理由を説明できるため、私の前で涙を流させるのだと思います。

 

周りの人から発せられることも

また、他人の口を通して、その人に必要な言葉をしゃべらせることがあります。

それを伝えてくれる相手は、必ずしも尊敬できる人とは限りません。

中には、嫌いな人や、軽んじたり軽蔑している人が、大事なメッセージを口走ってくれることがあります。

また、自分自身が自分に必要な言葉を口走ることもあります。

 

そんなわけで、メッセージを受け取ろうと思って人の言葉を聞くときは、人を選ぶ必要はありません。

(これ、ちょっとビックリでしょ?)

相手が誰であれ、人の言葉はメッセージかも知れないと思っておいていいのです。

 

こんな感じで、自分の周りに存在するメッセージを受け取ってみて下さいね。

 
 

2015年7月7日

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