周りの人から理解されず、孤独を感じるという人も多いと思う。
どうも人と関わるとぎくしゃくしてしまうとか、大勢の中にいても、話が合わずに楽しくなかったりするのだ。
コミュニケーションが下手だったり、感情のコントロールが出来ずにそうなってしまう場合もあると思うが、
実は視点が高すぎたり、考え方が時代の先を行きすぎているため、大衆には理解できないという場合も多い。
鍛錬の時間と心得よ
後者は、いずれ人の上に立ったり、世の中を変えるようなアイデアを思いついて実行する才能を持っているので、自分が活躍できるその時までに心を練り上げる機会が与えられる。
大きな才能を持っている人は、才能の大きさ故に間違いを犯した時のダメージ(周りを巻き込み不幸にするなど)も大きくなるので、その道具を上手に使える自分になる必要がある。
それで、若い頃には心を鍛えるようなこと(要するに試練)が次々に起きてくるのだが、そのうちの一つで、必ずついてくるものが『孤独』である。
孤独を楽しみ 自分を楽しむ
なので、自分が後者であるという場合は、「孤独でいいのだ。自分の考えていることは他人には理解できなくて当たり前なのだ」と、状況を受け入れ、孤独な状況でも楽しめる自分を作りあげていくことが必要となってくる。
しかし、あまりに人から理解されないと、「自分は何かおかしいのでは?」と思い、自分を責めたり、自分を変えなければと思いがちである。
また、ないものねだりで『理解されたい』と承認欲求を強め、居場所を求めて彷徨ってしまう人もいる。
そうなると、精神性を鍛えてうまく自分作りをすることができず、せっかくの素晴らしい才能を発揮する機会を作れず終わってしまう。
本当にもったいないし、本人も辛いだけだし、世の中の損失にもなるので、後者の方は心して以下のことを受け止めてほしい。
当てはまる人は注目!!
視点が高いと、広く見通せるが、ずっと下にいる人の顔を見分けられない。
視点が低いと、隣の人の表情までよく見えるが、壁の向こう側がどうなっているか分からない 。
・大衆に自分のことが理解できると思うな。
・孤独でいることを良しとすべし。
・辛いことが起きたら、自分鍛えるための試練と受け止め、それに向き合い精神を練り上げるべし。
そして、孤独を自分のものとし、自分の才能を活かせるくらいにまで精神を向上させることができた時にはお互いを認め合い、尊重し合える、同レベルの仲間ができるだろう。
その仲間と、思い切って大きなことに取り組んで欲しいものである。
2016年05月25日