法則はフェア

自然か それとも不自然か

努力もせず、棚ぼたでたまたまラッキーを手に入れた人のことを、ずるいと感じ、どうにも面白くないという話を聞くことがあります。

アンフェアな感じがするというわけです。


しかし、物事は自然の法則の通りに動いていますので、行為が自然であれば物事はうまくいき、不自然であれば、望まない結果を生む、というだけのことです。


自分が『正しい』と思っていれば、自分と違うやり方をしている人を『間違い』と思ってしまいますが、実は自分の方が不自然なことをしているということも、よくあります。

例えば、自分が嫌なことをされた時に、怒らず我慢して耐えることなどは、不自然(法則に反している)となる場合が多い行為ですが、一般的にはそれが『正しい』と思われていたりします。

 

「常識」が不自然なことも

世間の常識は、不自然な事が多いので、常識的だとあまりうまくいかなかったりします。


法則の通りにしかならないので、行為が間違っていれば結果はさんざんですが、則っていればうまくいく。

何かをやって結果が良くなければ、間違った選択をしたと思えばいいし、棚ぼたで何かを手に入れたように見えたとしても、実はその人の行動は、理に適っていたのかも知れない。


そして、何かを手に入れたところで、またそこから不自然に邁進してしまえば、うまくいかなくなるだけのことです。

 
 


自然は、結果を通してその選択が、正しいか間違っているかを見せてくれます。

『正しい』をたくさん持っていると、「なんであいつばっかり良い思いをして!」と、アンフェアだという思いが湧きそうですが、物事はけっこうフェアです。

法則の通りにしかなっていかないからです。


望む結果を得たいと思うなら、今の自分が正しい・どうしたいと言う思いを捨て、フラットな気持ちで法則がどうなっているかを、まずじっと観察するのが良いと思います。

そして、自分のことも観察し、自分にとっての自然はどうなのかも、見極めていくことが大切です。


2016年06月27日

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