暇って幸せ?

知り合いのYさんと話していた時、こんなことを言っていた。

「三十代で引退した(お金持ちになって)した知人が何人かいるんだけど、みんな退屈そうなんだよね。」


あぁ、そうだろうなぁと思う。

お金が継続的に入って来るシステムを作ってしまえば、その後あくせく働く必要はなくなる。

すると、好きなことばかりができるようになって良いように一見思えるが、しばらく続けると、それにも飽きてしまうようだ。


何度も書いているが、人は自分の能力を活かして、人の役に立つことで幸せを感じるようにできている。

自分の能力を活かす道のひとつは仕事であり、自分を活かせる仕事に就いていることは、とても幸せな事だ。

なので、自分のスキルを磨いたり、それを活かせる環境を作ったりすることは、幸せ(満足な人生)への近道だと思う。


確かに以前、数ヶ月仕事をしなかった時、楽しかったけど、物足りなかった。

その物足りなさで、より、仕事に対する欲求が高まったのだろうと思う。


そらまめイラスト


隊長がよく使う故事に、『小人閑居して不善をなす(しょうじんかんきょしてふぜんをなす)』というのがある。

小人(教養や徳のない人物)は、暇だとろくな事をしない。という意味だ。

おそらく、大人物が暇な時間を持つと、目的に向かって行動を始めたりするのかも知れないが、確かに普通の人は、なかなかそうはならないだろうなと思う。


隊長 「忙しく働いていられるっていうのは、幸せなことなのかもねぇ。」


Yさん 「引退は、年取ってからでいいのかなと思う。そうじゃないと、若くして老けてしまうよ。」


才能に溢れすぎるがために労働過多になり、体調がイマイチどころではない二人の間で、

『死なない様に気を付けながら、楽しく長く働きたいものだなぁ』と思う、私であった。


2017年01月31日

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