全てのことは『自分が原因』
物事は自然の法則の通りに進んでいくので、人は自分のやったことややらなかったことを、結果として受け取ります。
つまり、自分の周りに起きたことは全て、自分から発生しています。
ということは、全てのことは『自分が原因』なのです。
良いと思える結果も、悪いと思える結果も、過去に自分がやったこと(やらなかったこと)の結果として起きて来るので、これをきちんと認識していれば、
望まない結果が起きてきた時に、自分の何が原因になったのだろうと、自分を振り返ることになります。
そして、行動を改めて、次の望む結果へとつなげていくことができるのです。

事実は大切なことを教えてくれる
しかし、このことを認識していなかったら。
望まない結果が起きてきた時に、何かのせいにしてしまいます。
人のせい、環境のせい、運のせいなどです。
何かのせいにしてしまうのは、『自分は悪くない』と思いたいからであって、自分を守る為に、思考は何かを歪ませて、別の原因を探してきます。
思考で歪ませるのですから、何かのせいにしたいときは、ごちゃごちゃと色々なことを考えて、辛いと思います。
そして、何かのせいにしている限り、次へのリカバーに繋がることはなく、同じ事を繰り返すことになります。
この時、何より怖いのは、自分の思った通りに現実が起きて来るという法則です。
運が悪いと運のせいにした人は、運が悪いと思う様な現実が、繰り返し起きて来ることになるのです。
人や環境のせいにすると、人や環境に、翻弄されることになります。
何かのせいにしていると、自分がしんどいです。
何かのせいにして守れるのは、その時の小さなプライドだけ。
結果が思わしくないときは、自分はどうすれば良かったのだろうと、自分を振り返る材料にすれば、事実は大切なことを教えてくれます。
2017年03月03日