誰かのことをどうしても好きになれなくて、悩みを抱える人は多いです。
それが他人であれば、ただ離れておけばいいのですが、家族となると簡単に離れるわけにもいかず、しんどい思いをします。
特に、親子関係は、
・親は大事にしなければいけない
・親は自然に子供を愛するもの
という通説が、世の中にまかり通っていますから、それができない自分に罪悪感を抱き、自分を責めるがゆえに自信も持てないまま生きてしまうという場合も多いです。
人はそれぞれ、感じ方も考え方も全く違い、親子であってもかけ離れている場合があります。
その違いによって、合う・合わないが生じます。
合う場合は一緒にいても居心地がいいですが、合わない場合は居心地も悪く、一緒にいればいるほど、話せば話すほどこじれていったりします。
前提が違うので、しょうがないのです。
それは、どっちがいけないとかではなく、ただ『合わない』だけのことなので、うまくやれない自分を責める必要もなければ、罪悪感を感じる必要もありません。
合わないのであれば、離れておけばいいわけですが、簡単に離れられない場合は、そこから学べることがあるのだと思います。
それは、合わない人とうまく付き合う方法の学びや、その人と一緒にいてもしんどいと思わないようにするという学びもあるかと思いますが、他にも、
『たとえ親子であっても、嫌いな人を嫌いと思うことを自分に許す』
『離れられないと思っている事自体が、勘違いであることに気付く』
という、実はとても大事な学び方があります。
これ、本当に大事なので、渦中にあって、どうしても突破口の見えない人は、参考になさってみて下さい。
2017年11月16日